子供の頃、「最近の若い人たちはダメだ」と言う大人を疑っていた記憶があります。
自分のことは棚に上げて、最近の若い人たちを否定する大人をどうしても信用できなかったのです。
「この人はそんなに立派な若者だったのだろうか?」と心の中で思っていました。
自分は絶対に「最近の若い人たちは…」と言わない大人になろうと誓ったことを覚えています。
時は流れ、子供たちと関わる仕事を20年近くしてきました。
そんな私の率直な感想は「最近の若い人も昔の若い人たちも大して変わらない」です。
変わっているのは周りの環境であって、人間の中身はそれほど変わるはずはないと思います。
小学生や中学生は昔も今も小学生であり中学生なのです。
流行りことばはその時々で変わります。
昔は「許してちょんまげ」とか言ってましたが、今は「普通に」とか「なんなら」でしょうか?
いずれにしても、流行っては消えていきます。
年頃の子供たちは相変わらずアイドルに心を奪われています。
昔ならば光GENJIがすごかった。
今だったらKing & Princeでしょうか?
ファミコンを誰かの家に集まってやる代わりに今はオンラインです。
やっていることは大して変わらないのです。
自制できる子は今も昔もできるし、自制できない子は今も昔もできないのです。
ただ、一つだけ厄介なものがあります。
そう、スマホです。
これは本当に強敵です。
本当は持たせない方が良いと思います。
少なくとも中学生のうちは…
持たせるのであれば、しっかりとルールを決めて使わせないと本当に大変なことになります。
個人的には有害図書と同じくらいの意識で規制した方がいいと思っています。
大人だってスマホ依存の人がたくさんいますからね。
今日も笑顔で子供たちと向き合います!