誰かと話しをすること

長いこと個別指導塾で室長してきましたが、講師を研修する時によく言っていたことがあります。

「子供たちの話をよく聞いてね!」

今は自分が室長であり講師でもあります。

ついつい勉強だけ教えればそれでOKだと思いがちですが、実はそれではダメなのです。

子供たちといかに勉強以外のどうでもいい話ができるか?は勉強を教えること以上に大事だったりします。(なんだか矛盾するようですが)

好きな食べ物、嫌いな食べ物、人気のあるアイドル、サッカー、プロ野球、恋愛、学校の先生、部活など題材は限りなくあるのです。

もちろん無駄話が多くなり過ぎてはいけません。

常に客観性を保ちながら教室全体を見て話しを振ります。

子供たちは話しを聞いて欲しいものです。

ここでふと気が付いたことがあります。

「そらのたね」を週に一回くらいのペースで開いていますが、そこでは初めて来られる方が最近増えてきました。

主に年配の女性が今のところ多いです。

彼女たちはうちのヨメと初めて話しをする訳ですが、大体30分くらいは平均して話しをして笑顔で帰られます。

初対面のよく分からない人と割りと長い間話しをして帰っていく姿を見ていると思います。

子供に限らず、人間は誰かと話しをしたいんだよねぁと。

もっと言ってしまえば、誰かに話しを聞いて欲しいのかもしれません。

「そらのたね」の基本的なコンセプトは「まちのホットステーション」(懐かしの何かのパクリですね)なので少しずつ転がり始めたかもしれません。

もちろん良い方に…

さぁここからどうなることでしょう?