「お金の教育」の続き

こんにちは!ヨメです。つい先日「お金の教育」について書きました。

タイムリーなことに、ヨメが購読している「News Picks」というニュースサイトで「金融教育で日本の未来は変わるのか?」という動画配信がありました。

2022年度からは高校の家庭科でこれまで触れていた「家計管理」に加えて、「資産形成」という内容にも触れられる事になっているそうです。

いよいよ日本も何かしらの動きを見せ始めるのでしょうか。期待したいです。ただ、この動画でも話が出ていましたが、「投資」とは、お金のことだけでなく、生活すべてに関わること。

例えば、教育費なんてまさにそうです。お子さんの将来がより充実したものになるように親御さんが「投資」しています。

美容院でヘアスタイルをキレイに保つこともそうです。見栄えが良くなると、自分の気分も上がる、周りからもキチンとした人に見られる。

食事内容に気を付けて、手作りの物を食卓に並べる事も、健康への投資。お金だけでなく、時間も投資しています。

私たちは既に自分たちが「大事だ」「価値がある」と思うものに「投資」しているんですよね~!
なるほど、なるほど!

この動画には、数名の金融教育に関わっている方々が出演していて、その中の1人に有名な投資会社で社長兼会長をしている藤野英人さんが出演していました。

藤野さんは動画の中で終始、とても頷けるお話をされていました。80分近くある動画なので、このブログで全てお伝えすることは不可能ですが、私の中に刺さったものをいくつか書かせてもらいます。

  • そもそも日本の教育には「経済」を扱う授業が「公民」に出てくる、ごくわずかな部分だけで、誰でも関りを持つ「経済」を学んでいる人は、大学の「経済学部」出身者くらい。
  • 日本人は「働く」ことを嫌っていて、自分の勤務している会社を「嫌い」「大嫌い」と思っている人の割合が韓国と並んで高い。
  • 日本は「働くこと」=「所属する」ことになっていて、どこかの会社に入社すると、その後、所属し続けようとする。つまり転職を良いものとせず、「嫌い」でも耐えて、そこにいることが多い。「変化を嫌う」気質も関係している。
  • 「所属している」ことが安定と思っているため、所属、肩書が不明確なもの=不安定という思い込みがある。

お金の教育というと、「稼ぐ」「使う」「貯蓄」「投資」「節約」という事が頭に浮かびますが、それだけじゃないんだな~と納得させられました。

ちなみに「News Picks」は年払いか月払いにより金額が異なりますが、私は月額1,600円で会員になっています。動画が色々あるので、ながら見(聞き)が出来、便利ですよ!