amazonのレビューから思った事

こんにちは!ヨメです。最近、室長、ブログをサボってますね!!3月ということで、新規のお問合せ対応で忙しいんだろうけど、こんなに書いてない期間が長いとは!

ということで、以前にヨメが書いておいた記事を本日はアップすることにします。

先日、ネット検索していたら、ふと、ひろゆき氏の本が目に留まりました。

ひろゆき氏は論破王と言われており、YouTubeやらテレビやらとよく見かけます。最近は「1%の努力」っていう本も売れていましたね。読んでないけど。ご存知の方が多いと思うので、説明はしません。

ひろゆき氏の本のタイトルが「僕が親ならこう育てるね」というもので、育児の本。

育児本にはあまり興味がないのですが、amazonのレビューを何となく読んでいました。するとその中に「まずは自分が子供を育ててから言え」というものがあり、私、全然ひろゆき氏のファンではないんだけど、なんか、モヤっとしました。

私が20代後半に学童保育で働いていた時に「先生、子どもいないからね~」とある保護者さんに言われて、「だからなんだよ。だからこそ客観的に子供をみることが出来るぜ」って思った事を思い出させてくれました。

確かに、その立場にならないと、全く分からない事ってあります。私は親にはなったことがないので、親の気持ちというものは、どうしたって完璧に分かる事なんてない。

でも、一方、親の人たちは、我が子への愛情から、「見守る」「どうにかなるだろうと余裕を持つ」その辺りが苦手だと思っています。

そりゃ、可愛いもの。仕方ないです。どうにか、幸せになって欲しいし、あれこれ心配だから、ついつい口出し、手出ししてしまう。

親である人、そうでない人、どっちの立場もあるから、色々な見方が出来るんでしょう。

なのに「子どもが居ないから、書いてある事が絵空事のよう」とか「育ててから言え」とかって、ちょっと違うと思うんですよね。

そんなこと言っちまったら、学校の先生は、学校にクレーム入れる親御さんに対して「先生になって、アナタ(←アンタと書きたいところをグッと丁寧にしました。先生のお気持ち的にはアンタが適当かと)がやってみろ!」って言いたいわよね。私なら言いたい。

そもそも本のタイトルが「僕が親なら」って、立場を踏まえて言ってるし。そもそも、人間一人には、なれる立場に限りがあります。

どういうことかというと、例えば「お母さん」はお父さんにはなれないので、お父さんの気持ちは分からない。

「独身」の人は既婚者の気持ちは分からないし、逆もある。既婚者の人は「独身は気楽でいいよな~」って思うことあるかもしれませんが、独身は独身なりの、大変さや寂しさがあるのかもしれない。(かつての私はありましたから)

所詮、なれる立場なんてそう多くはない。だけれど、違う立場の人に対して、想像力をいっぱい働かせるってことが、大切なんじゃないのかなぁ。

親じゃない人からの意見を、わが子に使えそうなら使えばいいし、うちには何だか当てはまらないなら、取り入れなきゃいい。

そもそも実用書って、何パーセントか自分に活用できたらいいんじゃないかしら?

なんか役に立つこと書いてあるかな~くらいで読めばいいのに。なんか、世間が厳しすぎるんだよな。なんて事が書きたかったヨメでした。