何となく思ったこと

昨日は国府小学校の運動会でした。
コロナ禍ではありますが、少しだけ遠目から見てきました。
国府小は校庭を見下ろす形で道路から眺めることが出来るので、今年はそこからの観戦です。

校長先生のお言葉はありがたいのでしょうが、非常に聞き取り辛かったので勇気を出して誰か言ってあげた方が良いと思いました。
大きなお世話ですかね?

青組の応援ではこちらに通ってくれている男の子がキレッキレの動きを見せていました。
いつもとは違う面が見られるので本当に貴重な機会です。

4年生の徒競走をぼんやりと見ながら自分が小学生だった頃のことを何となく考えていました。

自分はとにかく走るのが遅く、低学年の時はいつもビリだったようです。

ビリだったようですと他人事のように書きましたが、本当に競争心が希薄な少年だったので順位に無頓着で悔しかった記憶がないのです。

父親が撮ってくれた写真には満面の笑みで「5位」の旗を掲げています。
顔だけ見るとまるで「1位」のようです。
順位が上でも下でも大して気にしていなかったのでしょう。

みんながお祭り騒ぎのように盛り上がっていることが楽しかったことを鮮明に覚えています。

「運動会って最高だなぁ!」

一言でいえば、ぼんやりとした平和なやつだったのです。
また来年、運動会頑張ろう!なんて思ってたかのかもしれません。

そんな自分も小学4年生の時にサッカーを始めて一つ一つ自信を付けて、足も少しずつ速くなりました。

中3の時には何を間違ったか、リレーのアンカーを務めたのも今となってはいい思い出です。
ゴールにヘッドスライディングしたのは自分だけでした。

話は変わりますが、今日は朝からセミが鳴いていました。
私の記憶では6月12日にセミが鳴くなんてありえない事態です。
毎年7月の中旬くらいに鳴き始めていることをしっかりと記憶しておりますから。
そんな常識もあっさりと覆されました!

その後、教室に到着していつも通りに掃除を開始。
自動ドアの隙間に黒い小さな昆虫がいるではないですか。
季節外れのコクワガタでした。

クワガタは5月や6月ならば見たことはありますが、まだ早いかもしれません。

ここでまた小学校の記憶がフラッシュバック。

自分はとにかくカブトムシとクワガタが大好きな小学生でした。
小4とか小5辺りがピークだったかもしれません。
興味がない人からはゴキブリと大して違いはないように見えるようですが、全く違います。
質感が全く違うのです。
今でもときめきます。
コクワでもときめくのです。

一番ハマってた時は朝の5時くらいに起きて森を散策して探したものです。
夜も何回かチャレンジしました。

友達と待ち合わせて、カブトムシやクワガタを探しに行った思い出は何物にも代えがたい宝物です。

私が小中学校を過ごした鳩山町はそれはそれは自然豊かな場所です。(過疎化が進み母校の松栄小学校はもうありません)
ありとあらゆる生き物がいたので、年がら年何かしらを捕獲していました。
ザリガニ、サンショウウオ、オケラ、オニヤンマ、ノコギリクワガタ、カブトムシ、ミヤマクワガタ・・・

ここ大磯にはあの頃の自然がまだあります。
にもかかわらず最近の少年少女はあまり虫が好きじゃないみたいです。
こんなに素晴らしいところに住んでいるのだからポケモンなんてしてないで山に行けばいいのにってこっそり思っています。

大きなお世話ですかね?