グッと堪えて「見守る」。自発性を育てる大事な1つだと実感した日

こんにちは!ヨメです。つい先日ある保護者様からとても嬉しいLINEを頂戴しました。

中2の男の子(Yくん)のお母様からだったのですが、お母様は毎日仕事で忙しく、それを察したのか、Yくんは最近、特にお母様が頼まなくても週末に夕飯の支度をしてくれたり、先日の母の日にはカレーを作ってくれたそうです。

学習塾なのに、学習面以外でのお子さんの成長を報告して下さるのは、本当に嬉しいことです。いつも鬼ヨメですが、正直、この日は嬉しくて鬼の目にも涙でした。

以前のお母様は、割とあれこれ口出し手出しをされていた様子。そりゃ、可愛い我が子ですから、当然ですよね。

だけれど、最近は「見守る」という事を意識的にされていたそうです。すると、Yくんがいつの間にか自主的に行動するようになってきたというのです。

私には子どもがいませんが、子育てにおいて、とても大切な事が「見守る」なのかも。これは、可愛い我が子だから、親は相当辛抱しないといけません。

特に高校生くらいまでは実家にいるから、当然物理的に近い。我が子のダメなところが、あれこれ目につく。言ってやりたくなりますよね。助けてあげなきゃと思いますよね。

それを、グッと堪えるのは、中々の試練です。

この試練を、神様は私たち大人にさせようとしているのかも。って思うんです。

学習面でも生活面でも、結局のところは、本人がやろうとしなければ、どうにも良い結果は生まれない。そこに本人の意思がなければ、一時はやれたとしても、身についているというものではありません。

親、学校、塾と、子どもたちを取り巻く大人から、ずーっと注視され、指導されていたら、子ども達は息が詰まるし、自発的に何かやるなんて気持ちは起きないんだろうなと思います。

この距離感が結構難しいのですが、私たち大人が試行錯誤しながら、子ども達と接している姿は、おそらく子どもの心に、何かしら沁み込んでいるのでは?すぐに変化が無くても、どこかで通じる時がくるものじゃないのかしら?

なんて、偉そうに書いていますが、私はせっかちな性格なので、マイペースな人を見守るっていうのが、とても苦手だと自覚しています。

室長は超マイペース(というか呑気&ノンビリ)。なので、私は「物理的に見ない」という事を意識して実践しています。

私が見なかった結果、提出すべき書類が期限切れになり、私にキレられるという事もたまにありますが(なんだか中学生の提出物みたいですね!)、「次からは注意しないと!またヨメに怒鳴られる!」と室長自らが学び、再発防止に努めることが大事です(笑)。

なんだかな、親子も夫婦も一緒なのか?「え~、ダンナって育てなきゃいけないの?」なんて、書きながら思っちゃいました!