勉強が苦手な子とは言い換えると文字が読めない子ではないかと思っています。
文字が読めないとはこの場合、読むことを面倒臭がっているという意味です。
文盲と言うことではありません。
文字は読めるのによく読まずに問題を解こうとして「分からない」と呟いているケースが典型例です。
以前何かの本で読みましたが、文字を読む場合に「黙読」と「音読」の二種類があり「黙読」の方が「音読」よりも高度な技術なのだそうです。
と言うことで、周りの迷惑にならない程度に「音読」することを子ども達には勧めています。
分からなければ、二度でも三度でも読めばいいのです。
「黙読」よりも「音読」の方が易しい理由は極めてシンプル。
自分の声を自らの耳で聞くことで、より多くの刺激を脳に伝達することが可能だからです。
黙って読むとは心の声を聴くことなので考えてみればなかなか難しい技術なのでした。
文を理解した上で立式する数学の利用系の問題はまさにこれです。
国語の読解問題とは作業としては少々違います。
反復することで問題のパターンを身体に染み込ませるイメージです。
話しはズレましたが、とにかくキチンと文字を読むことは全ての学習において大切ですし、仕事をする上でも必須なので今のうちから出来るようにすることは必ず役に立ちます。
そういう意味でもセルモの教材は非常に有効なので是非一度見ていただくことをお勧めします。