教授を悼む

去年のある時期からspotifyでよく坂本龍一さん(教授)の音楽を流すようになっていました。

闘病されていることはニュ-スなどで伝え聞いていましたので個人的には一日も長く生きていていただきたいと祈りを込めての行動ではあります。

年末にNHKの企画で演奏する姿を拝見しましたが、一人の芸術家の凄みがひしひしと伝わってくるものでした。

何となくデビッド・ボウイの死後に発表された作品を連想させられたものです。

そんな矢先に高橋幸宏さんが亡くなられました。

YMOの音楽は実はそれほど多く聴いていませんでしたが、その存在の大きさは亡くなられた後に喪失感と共に迫ってくるものです。

その数か月後に教授が亡くなられる事はあまりにも悲しく、身内でもないのに涙が自然と出てしまいます。

この先、新しい音楽や発言を聞くことが出来ないことにある種の絶望を感じてしまいますが、遺された音楽は実に美しく、いつまでも聴き続けたいと思います。