大室山の上で中秋の名月を愛でる事がかなわず、旧友の水野君のペンションに泊まれずに帰って来たのが9/29でした。
水野君のペンションは「カントリー・イン・ギャレー」という名前で1984年から続いているところです。
一浪している時に池袋の河合塾で知り合った仲間のうちの一人が水野君でして、気が付けば30前に出会ったことになります。
人によってはちょっとした驚きがあるかもしれません。
よりによって一浪してる時にですから(笑)
勉強してたのか?
何はともあれこの時の仲間は男女合わせて8人くらいいるのですが、今でも繋がっています。
水野君が伊豆からやって来たわけですが、京都から長野から、福島からといろんなところから集まった仲間がいました。
多感な時に出会った人たちが今でも繋がれていることは個人的には非常に貴重な事です。
それぞれ家庭もあり、仕事もありなかなか全員が集まることは困難ですがたまに集まります。
前に集まったのが2019年なのでそろそろ集まらねばですが、とりあえず自分だけが今回は水野君のところに行った形になりました。
因みに「カントリー・イン・ギャレー」はじゃらんアワード2021泊まってよかった宿大賞総合1位を受賞しているつわものです。
最大の魅力は何と言っても「美味しい魚」なのでした。
今回は毎朝水野君が通っている富戸港の定置網の水揚げに立ち会ってきました。
朝5時半集合で…
ここでお魚よりも興味深い人物に遭遇しました。
磯料理赤沢丸昌というお店の若旦那です。
当然、誰?ですよね(笑)
今回、私の大好きな「くるり」というバンドが20年ぶりにオリジナルメンバーでレコーディングをしまして、その場所が伊豆スタジオだったのです。
元々は井上陽水の「傘がない」の大ヒットを受けて作られたのが伊豆スタジオという事らしいです。
そんな素敵な場所でくるりがレコーディングをして食事をよくしたのが丸昌さんだったという事でした。
MVやCDのジャケットにも登場してます、お料理が。
毎朝富戸港に集まる中に異常にくるり推しの丸昌の若旦那の話を大してくるり好きではない水野君たちはかなりドライに聞き流していたようでしたが私と会った彼は文字通り水を得た魚のように話す話す(笑)
興味深いエピソードを聞けて個人的にはかなり面白かったです。
くるりがバンドを始めた頃と我々が出会った時期はかなり同じくらいで、それぞれがまだ続いていることにグッとくるものがあります。
それにしても魚が旨いので月一くらいで行こうかなと本気で考える今日この頃。