こんにちは!ヨメです。入塾テストを受けに小4生の男の子が来ました。
個別学習のセルモ大磯国府教室は入塾の際にテストをします。基本的に小学生は算数と国語の2教科。中学生は数学と国語と英語の3教科。
入塾テストで入塾出来る、出来ないなんてことはありません。どの単元が苦手なのか?を見て、入塾後、現時点でどのくらいの学力があるのか、どこに力を入れるべきか、週何回授業をしなければならないのかを室長が考えます。
さて、その小4の男の子のテストを私が採点していて、思いました。とても良い答案だなと。
それは、点数が取れているとかそういうことだけではありません。
例えば、国語。読解問題の「初めの五字を書きなさい」なんてものは、こういう形式の問題に慣れていない小学生は、完璧に出来ていなくて当たり前と私は思います。「一文を書き抜きなさい」も同様。一文の意味が分からない子は沢山います。
それよりも、小学生は特に漢字の読み書きの出来具合が気になります。漢字はこれまで、勉強をコツコツやって来た生徒はそれなりに書けるはず。
彼は、ほぼ出来ていました。
それと、空欄が少ないというか無い。テスト時間50分間をめいいっぱい使う。
この辺り、彼はとても良く出来ていたんです。
「よく分からないながらも、何かしら答えを見つけ出して、書こう」という粘る気持ちって大事だと思っています。
小学生に50分テストはともすると15分くらいでキョロキョロしたり、早々に「終わった!」と言う子もいます。
彼は残り3分の時点で「終わった」と言いました。「見直しはしたかな?」と問うと、「もう一度見直しする」と制限時間いっぱいまで取り組んでいたんです。
答案の書き方も、見やすい字で書いています。字が上手、下手ということとは関係なく、しっかりと丁寧なんです。
入塾テストの採点は私がすることが多いのですが、今回の解答用紙は、一生懸命が伝わる心温まるものでした。