昨日は中3の模擬試験の前にサッカー部の試合をこっそり見てきました。
意外と生徒は嫌がる場合があるので。
たまたま試合会場が二宮の運動場だったので行きやすかったこともありますが、せっかく中3が頑張っている試合を見ておこうと思った次第です。
中1の子も出ていたのでちょっと驚きましたがあくまでもこっそりと見てきました(笑)
ここ最近はあまり生徒たちの試合や演奏会などを見に行くことが出来なかったので久しぶりでした。
最後に見に行ったのは2019年の軟式テニス部の夏の大会です。
新型コロナ騒動のおかげで、そういった機会がかなり失われていたことを今更ながら痛感します。
二宮中との試合を残念ながら0対3で落とした国府中の生徒たちは一生懸命にボールを追っていました。
勝つチームがあれば、必ず負けるチームが存在するものです。
ずっと勝ち続けることはなかなか難しく、ほぼ全員が負ける経験をします。
このシンプルな事実はとても大事なことではないかと以前から思っています。
と言いますのもずっと勝ち続ける人は恐らく敗者への思いやりが生まれ辛いような気がするからです。
それは何だかあまり良くない気がします。
今をさかのぼること34年前の私も中3で、男子バレーボール部に所属していました。
自分が中学生になったタイミングで男子バレーボール部が出来たので当時の中1がどっさり入部しました。
確か36人入ったと記憶しています。
6人制なので6チームも出来てしまう計算です。
先輩がいなかったのですぐにボールを使って練習が出来ました。
初年度は全敗でしたが、次年度からは無敵のチームになり、毎回県大会に出ていました。
ところが県大会ではなかなか勝てなかったことをよく覚えています。
上には上がいることを知ることはあの頃の僕らにはちょうど良かった気がします。
比企郡の中では無敵でも、埼玉県の中で考えれば大したことは無いのです。
謙虚になることって大事なんだろうなぁとボンヤリ最後の大会の帰りのバスに乗りながら考えていたように思います。
負ける経験をプラスに活かせる人になって欲しいと昨日は思いました。