分数や割合について考えていること

算数や数学が苦手な子供たちがよく言うセリフに
「こんなの大人になって何の役に立つの?」があります。
それに対して明確な説明ができる大人はどれくらいいるでしょうか?

毎日のように各都道府県の感染者数が各種メディアで発表されています。

3日連続で東京で300人!過去最高

こんな見出しに触れると確かにギョッとしてしまいますよね。
でも落ち着いてわり算することも重要です。

東京都の人口はおよそ940万人です。
300÷9,400,000=0.000031914…
つまり東京都の人口に占める300人は0.003%なのです。

もっと分かりやすく言うと940万円のクルマを「300円引きにします!」と言われてどう感じますか?という話です。

ここで伝えたいことはわり算や分数、割合を冷静に使うことは重要だという事です。

300人は確かに大きな数字ですし、決して馬鹿には出来ません。
ただ、必要以上に恐怖を感じることは危険です。

わり算と分数が連動していない子供たちを間近で見ています。
小学校でちゃんと習得しなければならないことが出来ていない子供がたくさんいるのです。
この状況を見ていて正直言ってかなりの危機感を感じます。

偉そうなことを書いて申し訳ないのですが、この現状を少しでも変えたいと思っています。

小学校の段階で算数の遅れを感じているお子さんは早めに来ていただきたいです。

中学生になってからでは遅い場合が多いので。

今日も笑顔で子供たちと向き合います!