公立中学2年の英語で不定詞が出てくるのはちょうど今頃です。
何年もこの仕事をしていての実感ですが、
英語が苦手な子は不定詞で決定的に分からなくなっていることが多いです。
個人差はあるものの…
あくまでも私見です。
最大の原因は名詞、形容詞、副詞の理解不足だと思います。
日本語の文法に比べ、英語文法の方が単純な気がしますが、英語が苦手な場合は日本語の文法もあまり分かってないことが多いです。
そうすると日本語の文法を軽くおさらいしてから、やっと不定詞の説明開始というパターンになりがちです。
ここをすっ飛ばしても結局よく分からないっすとなりがちなので、戻ることになります。
要するにとても手間がかかるのです。
中2の段階で英語がとても嫌いになってしまうとなかなか厄介です。これをそこそこの状態(定期テストで70~80)に持っていくことは至難の業です。
個人差はもちろんあるものの…
まず第一の課題が人称代名詞の理解、be動詞と一般動詞の区別をいかに早く習得させるか?です。それができる人はかなり希望が持てます。
それと同時進行で英単語をインプットしていく作業が外せません。
これが実は一番厄介なのですが…
そんなこんなでただでさえ大変な時に「GO TO」キャンペーンとかやられるとイラっときます。
go to travelって何ですか?go to eatって何ですか?って言われても本当に困っちゃうのです。
不定詞が分かっていない子を余計に混乱させないで欲しい!
教育上問題があるネーミングは本気で止めて欲しいと思う今日この頃です。
今日も笑顔で子供たちと向き合います!