テストマッチは模試である。

6/2札幌でサッカー日本代表のパラグアイとの親善試合がありました。

もちろん試合をオンタイムで観ることはかないませんので、結果をハイライトで観た訳です。

スコアは4-1で日本代表の勝利。

浅野、鎌田、三笘、田中が得点したシーンをそれぞれ観ましたがどれもいいゴールシーンでした。

三笘以外はドイツでプレーする選手が得点していることで改めてドイツリーグで活躍する選手の多さに気が付かされます。

何はともあれ勝つことは大切な事です。

ただ、このタイミングでの勝ち負けの結果は正直言ってそこまで重要ではないかもしれません。

今回の相手であるパラグアイ代表はワールドカップに出場しない国なのでこの試合に対するモチベーションはそこまで高くなかったはずです。

という事は勝って当然の試合だったと思われます。

それもあって普段の主力を温存する策に打って出たことは間違いありません。

そういう意味ではどこまで価値のあるテストマッチだったのかはイマイチよく分からない感じです。

入試で例えるならば、中3の6月の模試みたいなのものかもしれません。

良いに越したことはありませんが、実質的には本番で出される中3の単元がまだほとんどないテスト内容ではあまり本番の参考にはならないので。

そういう意味では6/6のブラジル代表との試合の方がより意味がある試合になりそうです。

ただ、このブラジル戦で仮に韓国のように大敗したとしても変に落ち込むことは無いのだと思います。

本番に向けて己の弱点や課題が把握できてむしろラッキー!と考えてそれを解決する思考が大切なのです。

入試も全く同じで一回一回の模試を弱点を見つけて克服する場と考えるべきです。

ずっと勝ち続けることは確かに気持ちがいいものかもしれませんが、あくまでも本番で目標を達成できることが何よりも大切なのです。

そんなことを考える機会となりました。