こんにちは!ヨメです。
今、セルモ大磯国府教室には、現時点で学校の支援級に所属されている生徒さん、また、今は普通級に移ったけれど、過去、支援級だった生徒さんたちが、数名いらっしゃいます。
私は教職課程を履修し、教員免許を持っているのですが(更新してないから消えたのか??よく分かりませんが)、特に専門的にそのようなお子さんについての勉強はしてきておりません。
先日、支援級に通われている生徒の保護者様から、専門医や、学校の先生が集まり、意見交換会があるとお聞きしました。私も参加したかったのですが、中学校の定期テストと時期が重なり参加できませんでした。
「私達も、何かお母様が安心するようなアドバイスや、その生徒さんに最適な学習方法、接し方を知ることが出来たら。今、常に手探り状態だけど、その子に対して本当にどんな方法が良いのだろうか?」そんな、不安な思いを感じていました。だから、参加したかったのです。
「最近、ちょっと学校でうまくいっておらず、今日も学校でトラブルがあった。なので、セルモでも困らせる事があるかもしれない。そうなったら、家に帰してください。」と、その生徒の保護者様が、前もって連絡をくれました。
私も、「(その子が)どんな感じで来るかな~。」と心配していました。
でも、その子はいつもと全く同じペースでここに来て、いつもと同じように過ごして帰っていきました。
「誰もが専門家のように知識があり、最適解を提供することだけが、必ずしもその子にとって最良とは言えないのかもしれない。」
私が学童保育の指導員として勤務していた時に、自閉症の子が何名かいましたが、私なんかよりも、子供たちの方がよほど上手に接していました。
自閉症の子がパニックになると、一人の男の子が優しく抱っこをして、「こうやると、こいつは落ち着くんだよ」と言ったことを、思い出しました。
子供たちは専門的な知識はないけれど、日々、その自閉症の子と「友達」として接している中から、見つけ出した方法なんでしょうね。
専門家の先生が出来る事、私たちが出来る事、それぞれ役割が違うだけであって、知識が少ないから、出来ることが少ない、という訳ではないのかもしれない。
本当に、色々なご家庭、生徒たちがいます。支援級、普通級といった枠を超えて、ここで、何かしら成長したり、居場所になったり(生徒に限らず、保護者様にとっても)、そんな場所が作れると良いな。
「自分たちの信念で、あれこれ出来るのは、小さい学習塾だからこそ、かな。」
他の大手塾の前に、ズラ~っと自転車が止めてあるのを見ると、生徒の多さに嫉妬しまくっていた私ですが(恥ずかしいけど、めちゃ負けず嫌いなもので。)、小さい塾ならではの何かが作れている感じが、わずかながら、します。
「やっぱり自分たちで始めて、良かったのかな。」
な~んてことを、油まみれの換気扇掃除を黙々としながら、考えておりました。
今日一番大事なことを言うけど、勉強も、掃除もさぼると、あとが大変だよ。。