学校の授業が一番大事!

昨日、小学校の授業が一部心配ですと言った内容を書きました。
引き続き今日もこの辺りについて思った事を書きます。

そもそも義務教育って何だっけ?と言うところから考えてみます、勝手に。

遡ること今から74年前の1947年(昭和22年)に学校教育法と言う法律が公布されています。
(私は1975年生まれなので、この法律の公布から23年しか経っていないタイミングで生まれたんだなぁ)

ちゃんと義務教育と言うものが始まったのはこの辺りからです。
それまでは行きたくても学校に行けなかった子供たちにとって、本当に夢のような話だったことでしょう。

ところがです。選挙権もそうですが、苦労して先人たちが獲得した大切なはずの権利も時間が経つとともにそれらはあって当たり前のものになります。
最終的にはありがたみも何もなくなってしまう人も出てきちゃうのです。

慣れてしまうことで、当初はあったはずの感謝の気持ちが薄れるってことはどんな人にも心当たりがあることだと思います。
それが人間なのかもしれません。
この辺をわきまえた上で、感謝の気持ちを思い出すことしかないのだと思います。
これがとても難しいことは十分承知の上で書いていますが。

東日本大震災の時、私は川崎市の幸区にいました。
震源地からはかなり遠くにおりました。
この時に感じたこの思いを忘れないようにしようと当時は思いましたが、気が付くと忘れています。

あの時地面が動いているのを目の当たりにしました。
文字通り根底から何かが覆される感覚があったのです。
電気が止まってしまった教室に一人うずくまりながら生きていることに感謝しました。
何が起きているのか、事態が全く把握できずカナブンのように床に這いつくばっていました。
立っていられなかったのです。

でも、結構忘れていることに思い当たりました。
忘れないとやってられないんだとは思いますが、忘れてはならないことはあります。

学校の授業は一番大事なもの。

これを軽んじてはなりません。

今日も笑顔で子供たちと向き合います!