以前も書きましたが大学3年生のころ、広告学校というところに半年通ったことがあります。
「広告批評」という雑誌を作っていたマドラ出版が主催する学校で半年で一区切りでした。
第一線のクリエイターたちが先生として参加されていました。
毎回ワクワクしながら通っておりましたが、その時にある先生から言われた一言を今でも覚えています。
あの大貫卓也は椅子取りゲームには参加しないで新しい椅子を作っちゃうんだよね。
私のアイディアを評していただいた時に当時スター的存在だった大貫卓也さんを引き合いに出されてので、謎の有頂天になったことを今でも覚えています。
自分には才能があるかもしれないと大勘違いしたほろ苦い思い出です。
卒業のコンペでは箸にも棒にもかからず、その代わりにそこで知り合った友達が優秀賞をとっていました。
そんな彼が次の朝ドラの脚本を書くんだそうです。
人生の分かれ道だったのかもしれません(笑)
冗談はさて置き、椅子取りゲームに参加せずに新しい椅子を作るという考え方は今でも有効だと思っています。
塾をやる上で具体的に何にどう転用できるかは不明ですが、取り敢えず頭の片隅にはおいて置きたいものです。