「通常授業」と「季節講習」の違いについて

学習塾と一口に言っても様々な形があります。
指導形態を大きく分けると個別と集団の二つです。

どちらの形の塾でも「通常授業」と「季節講習」(春期・夏期・冬期の年三回)の二種類の授業を用意しているところが多いと思います。(中には分けていないところもたまにありますが)

セルモ大磯国府教室も基本的には「通常授業」と「季節講習」の両方を受けていただくことを前提に考えております。(コロナ禍では全てが変則的ですが…)

では具体的にそれぞれがどう違うのかを書かせていただきます。

まずセルモ大磯国府教室は高校受験を最終目標にした学習塾です。
中学受験には対応しておりません。

あくまでも高校受験を一つのゴールと考えているので、そのために必要なことを学習していきます。もちろん、高校受験は人生のゴールではありません、念のために

神奈川県の高校受験は私立も公立も中学校での成績がとても関係してきます。
私立の場合は特に重要です。
中学校での成績が全てと言っても過言ではありません。(高校にもよりますが、中2・3か中3での成績のどちらかで合否がほぼ全て決まるのです)

なので定期テストで得点を取っていくことを最優先事項と考えております。(もちろん提出物や授業態度なども影響するので、そちらに関しても口出し手出ししています…)

「通常授業」はほとんどの生徒さんは今学校で学習している内容をちょっと予習型で進めています。
中にはドンドン先に進めている生徒もいますが、定期テスト一ヶ月くらい前になったらそういう場合も今の学校の進度に戻します。

理由はくどいようですが定期テストがとても大事だからです。
「通常授業」はとにかく今学校でやっていることを過不足なくできるようにするための時間だと考えております。

それに対して「季節講習」は過去に学習した内容を思い出し、より学力を本物にするための時間です。
今までやってきたことをしっかりさせるための時間です。
つまり高校受験の当日テストで点を取ることが主な目的になります。
もちろん定期テストでも今までの実力を問うてくるものを作られる先生がいらっしゃいます。
ただ、ほとんどの定期テストは今やっていることがメインのテストです。
それに対して受験当日のテストは範囲が膨大です。
これに対応できる力を付けることに普段から意識を払うことは重要です。

「通常授業」は今学校で学習している内容を少し予習型で、「季節講習」は今までに学校で学習済みの内容をやり直すことを基本的なコンセプトとしております。

例えるならば、「通常授業」と「季節講習」は自転車の車輪のようなものです。
ちゃんと前に走るためにはどちらも重要ということになります。
どちらか一方しか受講されない場合は片手落ちになることがあります。
もちろん自分の力で全てが出来る自信がある生徒さんは大いに頑張って欲しいと思っております。

自分の力だけでは難しいと思われる方は是非お早めにご連絡いただければ幸いです。

今日も笑顔で子供たちと向き合います!