暗算に強いこだわりを持っているお子さんが割りといらっしゃいます。
暗算はとても大事な技術なのでそれを否定するつもりは全くありません。
例えるならば暗算は計算機みたいなものです。
とても便利な道具なので大いに使うべきですが、それだけにこだわり過ぎるとミスが増えたり逆に計算が遅くなったりします。
絶対にミスをしない本物の計算機並みの暗算を習得していればまだいいのですが、中途半端なレベルだと本当に足枷になりかねないのです。
小学生の段階では通用していたとしても中学生のどこかの段階で支障をきたすでしょう。
方程式→連立方程式→二次方程式と複雑な計算が必要になって来た時に暗算だけで解くことは逆に効率は悪いのです。
暗算にこだわっている人に共通していることは単に書くことが面倒くさいということがほとんどだと思います。
きちんとした等式を書ける技術を小学校の段階でできるように私は目指していますがこれがなかなか難しいです。
暗算への強いこだわりを取り除くことは予想以上に難しいですが、今日も頑張ってみます!