theseとthose問題

不定詞から思うあれやこれやと同様、今回も英語の苦手に関することを書きます。

長年この仕事をしている人であれば「あ、またか」という子供たちの間違いってあるはずです。

私の中では「theseとthose問題」がかなり上位にランクインします。

そんな問題は初めて聞いたよと思われる方は多いかもしれません。

それもそのはず今思いつきました(笑)

具体的にどんな問題か書きます。

シンプルにthese(これら)とthose(あれら)が逆になっているのです。

this(これ、この)の複数形がtheseでthat(あれ、あの)の複数形がthoseです。

分かっている人からすると理解に苦しむところかもしれませんが、多くの子供が混同しています。

あとよくある間違いパターンにthereとtheir問題もあります。

意味が全然違いますが、音が同じなんです。

これも多いです、混同している子供たち。

もっとひどい場合はtheseとthereとtheirとthey’reがグッチャグチャになっています。

whoseとwho’sも音が同じパターンの代表例だと思います。

何でこんなことになっているのか?

シンプルに勉強が足りないんだと思います。

何度も繰り返さなければ、記憶は次から次へと曖昧になり、仕舞には消えていきます。

一番手っ取り早い解決法は1年くらい海外留学することですが、それはあまり現実的ではありません。

因みに神奈川の御三家と言われる聖光学院、栄光学園、浅野の子たちを過去に見てきました。
彼らが何をやらされているか?

答えはめちゃくちゃシンプルです。

ひたすら英文を暗記させて、しょっちゅうテストを課されているのです。

それもとんでもない量です。

あれを見ちゃうと、公立中学校で行われている勉強はおよそ勉強とは呼べません。

もちろんそこまでは要求できませんが、知っておくことは必要だと考えています。

数学にしても、中2が終わるころには公立中学校が3年でやるべきことを終えています。

1年早いカリキュラムをこなしていく彼らは高3が始まるころには全部終わっているのです。

高3の一年間はみっちり今までの復習をやるので、その結果、東大、一橋大、東工大に受かります。

話がかなり飛んでしまいました。

戻します。

とにかく英語が苦手な子は圧倒的に勉強量が不足しているのです。

一人ひとり状況は違いますが、やるべきことは決まっています。

という事で、何とかしたい人は一緒に地道な作業を頑張りましょう!

素直に半年くらい努力できる子は絶対に伸びます。

今日も笑顔で子供たちと向き合います!