暗算について

何年か前にも書きましたが、久しぶり書きます。

暗算について。

算数や数学の計算問題を解く上で暗算をすることは特に変な事ではありません。

小学2年でかけ算九九が仕込まれる訳ですが、頭の中だけで行う暗算は非常に重要な技術です。

ただ、何でもかんでも暗算でやろうとする人がいます。

男女問わず。(男子の方が多い気もしますが)

手を使っての筆算が少々面倒くさいので暗算でやっちゃう系とでも言いましょうか。

計算とは極論すると速くて正確であれば良いのです。(計算機は一先ずここでは脇に置いておくとします)

ここで問題になるのは暗算にこだわるがあまり、かえって時間がかかってしまうケースです。

時間がかかった挙句にミスが多発というケースも残念ながらよく見かけます。

そんなこんなで私はよく、「ミスるなら、暗算しないで筆算してね!」と声をかけることになるのです。

暗算が全ていけない訳ではなく、速くても不正確であることが問題なのでした。

逆に何でもかんでも筆算するのもこれはこれで問題アリです。

正確かもしれませんが、遅くなってしまうのが良くありません。

簡単な計算であれば暗算を積極的に使い、最短距離で正解に到達するゲームと捉えれば計算は思った以上に面白いものなのでした。