読むことについて

同じ「分かりません」でも様々な分からない状態があります。

例えば数学の場合の一番軽い症状の「分かりません」は問題の意味が分かっていて、解き方も分かっているんだけれど答えが合わない場合です。

これは単なる計算ミスなどの場合になります。

それよりもちょっと深刻なケースは問題の意味は理解できているけれど、解き方がイマイチ「分かりません」と言うケースです。

これは解き方を解説すれば良いので、こちらの腕次第となります。

最も深刻な「分かりません」は問題の意味が理解できない場合です。

文を読んでも頭に入らず、全く意味が分からないので結果的に「分かりません」となってしまう訳です。

この場合の「分かりません」はかなり深刻な状態になってきます。

個別学習のセルモは「自立学習」を行う場所なので、この状態だとなかなか難しいことになりかねません。

場合によってはお引き受けしかねる場合もあります。

ただ問題なのはこの辺の見極めが非常に困難であることです。

あるテストを行った結果、「これは難しいですね」と簡単に判断できないのが実際のところなので少し経過を見ないと分からないこともあります。

因みにそれ以上に大切なことはお子さんが本気で勉強を何とかしたいと思っているかだったりするのですが・・・

どんな子でも一瞬でやる気にさせられない私がまだまだ未熟者であることも関係します。

精進せねばです。

とにかく話を戻しますが、文を読んで理解する力をどのようにつけさせていくかは恐らくどの塾でも頭を悩ませるところだと思います。

この辺の取り組みとしては「ことばの学校」を地道に使ったりするしかないと思っております。

早いうちに読む力をつける取り組みがメチャメチャ必要なのです。

小学校の早い段階で来ていただけることが最も理想のパターンなのでよろしくお願いいたします!