歴史を学ぶこと

小学6年生の時にチェルノブイリ原子力発電所の事故がありました。

高校1年の時には湾岸戦争があり、ボスニアヘルツェゴビナでも戦争をしていました。

それでも原発事故や戦争なんてどこかで他人事だと思っていました。

2001年にニューヨークのワールドトレードセンターに飛行機が2機突っ込みました。

ニュースステーションの放送中にこの事件が起こり、それを報道している映像はあまりにもショッキングでした。

人間はなんて愚かなことをやってしまうんだろう?

民主主義って何だろう?

考え始めるきっかけになった瞬間です。

高校生の時に世界史を受験科目として選びそれなりに勉強しましたが、クリミア半島の歴史に関しては割りと記憶の彼方でした。

東日本大震災で原子力発電所の事故が起き、チェルノブイリが他人事ではなくなりました。

そして今回、ロシアがウクライナに対して行っていることは信じがたいですが本当のことです。

戦争や紛争は絶えず起こってきました。

今回の戦争で、何故こんなにも今までにないくらいの感覚を自分は覚えているのかをここ一か月考えていました。

おそらく自分は領土をめぐる戦いなんてもう古いと思っていたのでしょう。

思いたかったのです。

でも、それは残念ながら違いました。

キューバ危機を世界史では習いましたが、まさか2022年に似たような事が起きるなんて思ってなかったのです。

時代はすぐに逆戻りしてしまうのか?という怒りを覚えると同時に、やはり歴史を学ぶことが大事であることを再認識しています。