自学の効果

こんにちは!ヨメです。今、目の前で中1,2年生が、次の水曜から始まる期末テストに向けて一生懸命頑張っています。

開校当初は開始から2時間もすると、「疲れた~」「コンビニ行って来て良い~?」なんて感じでしたが、今、2時間以上経っても、そんな人一人もいません。というか、最後までコンビニ行く生徒はほとんどいません。

もちろん、伸びをしたり、ちょっとボーっとしている生徒はいますが、そりゃ、2時間も経てばあることです。その後、また取り組み始めています。

私は自席のPCであれこれと学習塾に関する情報収集をしたりしています。このようなまとまった時間が取れると、じっくり出来るのでありがたい。

ある学習塾経営者の方の記事に「自立型学習」を始めた際に、「ただの自習塾だ!」と批判をされたという記事がありました。セルモも「自立学習」なので、「わかる~」と思って読んでいました。

おそらく「学習塾」とは勉強を教えてくれるところと思われている方がまだまだ多くいらっしゃるのでしょう。

「教える」ことはすでに学校が行っています。学校の先生は何年も教えてきたプロです。そんな人が教えてくれたのに、それでは理解できず、多くの生徒がどこかの学習塾に通う。

それは、多くの先生の「教え方が悪い」のではなく、人間は「教わる」だけでは、当然ながら身に付かないからです。

セルモの授業では、10分程度の短くまとまったビデオ学習をした後、生徒自身に問題を解かせます。その際は悩み抜いてもらいます。生徒が自らあれこれと考えて出した答えが間違っている時に、私たちは教えにに入ります。

そうすることで、どこまでは出来てどこからが違うのか、が見つけやすいんです。計算ミスなのか、以前学習した関連単元の理解不足なのか、ノートの字が汚くて、単に見間違えているのかなど。

生徒がじっくり考える分、「教える」ことをメインとしている学習塾よりは、授業数が必要なのかもしれません。

私たちが講義をするなら、もっと少ない授業数で確実に終わります。
塾で講義して、宿題で演習をやらせ、次の授業では、先へ進む。

めっちゃ進みますよ、それなら。

宿題でしっかり見直し、解き直しを出来る生徒は、そもそも学習塾に行かなくても学習できる子でしょう。教材は学校のワークと市販の問題集をくり返し解くだけで十分。特別な教材なんていりません。

また、「この授業を受けたら、これまで分からなかった事がスッと頭に入りました!」というようなカリスマ授業ってものは存在しない。

予備校の名物講師なんてのが授業が取れないほど人気という時代もあったけれど、話術がすごいのであって(それはとてもスゴイことなんですけど)、授業で教える内容は特別なわけではありません。

最近、成績がぐぐっと上がってきた中1生がおりますが、その生徒は、学校のワークを何度も解いています。当然、彼が特別な授業を受けている訳ではなく、彼自身が勉強に時間を費やし、コツコツと継続しているから、成績上がるんです。

普段からコツコツです。テスト前はガツガツ(笑)。

「自学」出来るようになると「勉強しなさい」と言われることが少なくなっていきます。

こうなると、やらされ勉強じゃないので、なおさら伸びるんですよね!

セルモは、「自学」出来る、自分で進められる状態になるべく近づけていく学習塾です。学ぶことが自分で出来るようになると、大人になっても役に立ちます。

大人になっても、学び続けることは、続きますし、さらには自ら必要な学びを考えなければいけませんからね!