ハイビスカスに思うこと

西湘地区に移ってきて、3年が過ぎ4年目に入りました。

近所のコンビニに行けば知り合いに会うこともたまにありますし、川勾神社に行けば割と顔なじみだったりします。

ダイナシティ小田原なんかも初めの頃は「おー!こんな施設が小田原にもあるのかぁー」なんて失礼なことを思ったものでしたが、今ではホーム感を覚える場所になってきました。

気が付けばかなり馴染んできたものです。(不思議なことにあまり平塚方面には足が向かないのですが…)

うちのベランダにはハイビスカスの鉢植えがあります。

今は亡き二宮ロピアの入り口付近にあった花屋で購入したものです。

南国っぽいし西湘地区にふさわしいかも…なんて思いながら買ったような気がします。

ハイビスカスを育てるまで知らなかったのですが、愛らしい花は開花して一日で終わってしまうのです。

知っている人にとっては当たり前の事でしょうが、私はそんなことも知らなかったので最初はかなり驚きました。

派手な見た目ですが、なんて儚いんでしょう…

1年の内で花を付ける時期は限られていて、4〜5か月程度です。

それ以外は全く花が咲きません。

初めのうちはあれ?もう花は咲かないのかしら?なんて思ったものです。

最近では1年のサイクルが分かってきたので、そろそろ花が咲くかなぁなんて楽しむ余裕も生まれてきました。

オリーブは7年くらい育てていますが、花を付けるまでに5年かかりました。

初めて花が咲いた時はビックリしました。

花が咲くだなんて思ってもいませんでしたから。

植物の場合、ある程度の時間をかけないと見えてこないものがありますが、子ども達の場合も同様かもしれません。

3ヶ月で目に見える良い結果を出すことが大切ではありますが、なかなかそうもいかない場合もあります。

最終的には信用していただくことが一番大事なんだと思っています。

それなくしてなかなか美しい花を咲かせることは難しいよなぁとハイビスカスを見ながら思った次第です。