留学のススメ~学校編

こんにちは!ヨメです。前回から、私の経験した「留学」について、書かせていただいております。

私の場合はワーキングホリデービザで滞在していたので、学生ビザでの留学とはちょっと違うことを、今一度お伝えしておきます。

さて、私のワーキングホリデー(ワーホリ)の第一目的は、英会話でした。

今ではオンライン英会話でとても安く学ぶことが出来ますが、今から20年近く前は、やはり、英会話学校に通う事が主流。

イーオン、NOVA、ベルリッツ、ECC、GABA、あらゆる英会話学校の体験レッスンや、資料集めをしましたが、やはりどこも高額。大体、週に1~2回のレッスンでマンツーマンなら数万円!

語学は、毎日勉強する必要があると思っていますので、週に1~2回行っても、きっと身に付くまでには、相当な額と時間が必要と思い、なかなか日本で英会話学校に通うことは前向きになれませんでした。

そんな結果、ワーホリを選びました。ハッキリ覚えていませんが、私の場合、費用は200万くらいはかかったような気がします。

もちろん、もっと抑えることは出来ます。前回の記事で書いたのですが、留学エージェントを通さずに、自分でビザの申請をして、学校を探し、滞在先(ホームステイではなく、アパートを借りるなど)を安く済ませるなど、安くする方法は沢山あります。

ニュージーランド(NZ)に到着した数日後から英語学校がスタートしました。

私が滞在していたのオークランドという都市は、NZで一番大きな都市。中国、韓国からの留学生であふれていました。

私がこの学校を選んだのは、留学エージェントが扱っている学校の中ではそこそこ大規模で、レベルでのクラス分けが細かかったこと。クラスは8割が韓国人、中国人、残りが日本人、タイ人でした。

授業は当然、ネイティブの先生なので、英語で行われます。

リスニングが特に苦手だったので、慣れるまでは大変でした。何となくは分かるけれど、詳細が分からない。

日本の英語の授業は、これまでリスニングを重点的に行ってきていません。英文法だったり、大学受験のための難しい英単語だったり、書きや読みが中心。

他国の生徒は、単語はあまり知らなくても、リスニングは得意な人が多かった。だから結構プレッシャーでした。それなりに予習をしないと、先生が何を言っているのか分からない状態。

留学生の悩みを聞いてくれるカウンセラーさんもいたのですが、何せ英語で相談しないといけないので、利用はしませんでした(笑)。でも、大きい学校の良い点だったのではないでしょうか。

それと、学校のランチは興味深かった。

大きな食事をするスペースがあり、電子レンジ、給湯器あたりはそろっていた記憶があります。

韓国人の子はインスタントラーメンなどを好んでいました。

節約のため、食パンとジャム瓶を持ってきている生徒もいました。NZの食パンは日本の3~4斤分の量で売られています。それで200円くらいだったかな?

RNZ ホームページより

この写真だと、サイズ感はちょっと分からないかもしれませんが、すごく種類が豊富で、一袋に日本の10枚切りくらいの薄い食パンが沢山入っています。日本では食パンとジャム瓶持って、学校に行く人いないんじゃないかしら(笑)。

日本のリンゴよりもNZの物はサイズが小さいので、それをかじっている生徒もいました。
街中をリンゴをかじって歩いているサラリーマンもいました。

日本のお弁当は、本当に手がかかっていて、綺麗な仕上がりですが、そういうお弁当の人は見たことがありません。前日の残りのおかず1種とごはんとか、そんな程度でした。

ランチ話に反れましたが、私はこの英語学校に3ヶ月通いました。今から思うと、ここには通わなくても良かったかも(笑)。

大手留学エージェントから紹介される学校は規模が大きい学校がほとんどで、費用が割高な事が多いです。

ワーホリビザで学校に通えるのは、表向きは6か月間まで(実際には6か月以上学校に通うことも可能でした)なので、私はとりあえず3ヶ月を前もって申し込んでいきましたが、現地で生活をし始めてから学校を探すことも十分に可能です。

この学校を卒業後、友達の紹介で小さな英語学校に長くお世話になりました。そこは料金も安く、かつ、朝から夕方まで授業というより、自分で選びクラスを取ることが出来ました。

私は永住権の申請がしたかったのでIELTS(英検のようなもの)クラスで学習したり、リスニングに力を入れたクラスを取ってみたり。

大規模校より、友達感覚の先生が多く、生徒との距離が近かったのも良かったです。

不安が大きいと、日本で全てきっちり決めてから出発せねばとなりがちですが、意外と現地でもどうにかなるものです。

学校ではないけれど、教会で週末に英語サークルのようなものも開催されていました。確かお茶とクッキーが出て3ドル(250円)くらいでした。年齢層はバラバラ。こういうものは、中々ネットや日本では情報を得にくいですが、地元新聞や掲示板にあったりします。

ちょっとゆるめに決めて行くのもアリだと思いますよ。