留学のススメ~ホームステイ編

こんにちは!ヨメです。さてさて、留学(私の場合はワーキングホリデー)の続きです。

今回は、私が体験したり、友達から聞いたホームステイのことを書きたいと思います。

ワーホリでなく、学生ビザだと、学生寮もしくは提携先でのホームステイになるのでしょう。

日本ならではのお土産を用意すると喜ばれる

と、アドバイスを留学エージェントから受けていました。

ステイ先の家族構成は、日本で既に情報をもらっており、私のお世話になるファミリーはお父さんはNZ人で47歳くらい、お母さんは当時の私と同じ年で28歳くらいのタイ人、そして2歳の女の子。

なのでお土産はキティちゃんのステッカーや折り紙を沢山持っていきました。あちこちに貼って、喜んでくれました。

昨年、カナダにホームステイした姪っ子も、ファミリーの娘ちゃんにサンリオグッズを持っていきました。

ファミリーの食生活

NZに到着して、すぐにスーパーに連れていかれました。そして、シリアルの棚の前で「どれにする?」と。これは結構驚きました。マイ・シリアル。

日本みたいに、朝食に卵を焼いて、とか鮭を焼いてなんて、手をかけません。
シリアルに牛乳。もしくは、食パンとインスタントコーヒー。

英語学校に行く前にササっとそれを食べて、出かけていました。

NZと言えば、羊=ラム肉なイメージですが、ラム肉は現地では少々お高いお肉だそう。魚もちょっと高いらしく、提供される頻度は低かったです。

よく出るのは鶏肉でした。お母さんがタイ人だったので、タイ料理的な食事が多かったです。そして、質素です。ライスとおかず1~2品。

日本人を受け入れているからと言って、特別にごちそうという事はありませんでした。

水(お湯)が貴重

夕食のあとは、みんなでお皿を洗いましたが、日本とは方法が違って、お湯を張った中に洗剤を入れ、グルグル混ぜて、泡立たせます。そこへお皿を投入。少し泡立ったそのお湯で、靴を洗うような柄の付いたブラシを使い、洗います。

そして、すすぎません。布巾でふき取り、終わり。

エ~っ!洗剤流さないの!?って思っていましたが、とりあえず、お腹を壊したことはありませんでした。なんでも慣れるものです。

日本に帰国後、靴用のたわしを買ってきて、家でやろうとしたら、母親から「絶対やめて!」と阻止されましたが、割と、効率的で、私は嫌いではありませんでした。

NZはお湯が貴重で、お風呂も湯舟にお湯をためる事はありませんでした。出発前に留学エージェントからも「お湯が貴重なので、シャワーは15分程度で済ませるよう」とアドバイスをもらっていました。

私がNZで湯舟に入れたのは、4月に入国してからおよそ9か月後の翌年1月、旅先のホテルでした。この時は、かなり嬉しかったですね。

ホストファミリーは、割と「当たりはずれ」があります

人と人なので、もちろん、相性もあるでしょう。でも、正直「当たりはずれ」はあります。

私は、日本に帰る時まであれこれ助けてくれる超親切なファミリーに当たりましたが、中には、監視カメラ付きの部屋で過ごしているとか、田舎にステイしたけれど、車が無いから買い物にも出れないし、ファミリーも仲良くないから、乗せて行ってくれず、留学エージェントへ苦情を入れる人がいると聞きました。

トラブルが起きたら、学校に相談したりして、まずは一人で「これは我慢すべきレベルなのか?」と悩まずに話してみる事をオススメします。

ただ、やはりよそのご家庭に滞在するので、とても良いファミリーと言えども、最初はとても気を遣い大変でした。何せ、英語をしゃべらないといけないので、意思疎通にパワーがめっちゃ必要です。最初の1週間は、ぐったり&ゲッソリ。

今でも思い出しますが、ファミリーにいた2歳の娘ちゃんに、「テレビ、見ちゃダメ!」って言われて、たったそれだけの事、おまけに2歳の幼児に言われたのに、その日、部屋で泣きました(笑)。それくらい、最初の1週間は気持ちがパツパツに張りつめていました。

週末の過ごし方

私のファミリーは、よくガレージセールや、週末に開催されるマルシェ(朝市)に出かけました。私の予定が空いていれば、一緒に連れて行ってくれました。

一緒に行きたくない時は、遠慮なく断っても全然大丈夫です。日本人の感覚だと「せっかく誘ってくれたのに、断るのは申し訳ないかな」と考えてしまいがちですが、意思をハッキリ伝える事の方が、むしろ喜ばれます。

結果的に、やっぱり良かった!ホームステイ

私はこの時(当時28歳)初めて実家を離れて生活したのですが、「実家のありがたさ」をしみじみ感じました。これが一番大きな収穫かも(笑)。

およそ2か月のホームステイでしたが、異文化を知れたことも良かったけれど、気を遣い大変ながらも、よそのお家で生活を送ることは、人生のプラスとヨメは思います。だから、甥っ子くんも預かっているんですよね~。