「常識」を疑え!

こんばんは!ヨメです!

私は母親から「しっかり3食食べなさい。」とずーっと言われてきました。そして守ってきました。が、最近「車通勤で、前よりも動かないのに、本当に3食必要なのか?」とふと疑問に感じていました。

そして、最近、Youtubeでこんな動画を見つけました。

中田あっちゃんが、本の内容を解説してくれているのですが、要するに「16時間の断食」時間を作ろうというお話です。それが、実は健康にとても良いというのです。

確かに断食って、なんだか流行っているみたいだし、一定数の支持者がいるからには、効果があるのかも。と思って、室長も巻き込んで実践することにしました。

室長は私以上に「3食キチンと食べないとダメ」という考えの持ち主。しかし今回は私のプレゼン力に負けた?のか、脅しに引いた?のか珍しく実践してみようという事になりました。

断食って、同居人の協力がないと、なかなか難しいです。こっちが腹ペコなのに、相手がリビングでサクッと焼いた食パンにたっぷりバターなんて塗って食べていたら、ねぇ。難しい。

私たちの夜ごはんは、いつも夜11時。16時間の断食は、生活リズム的に無理なので、昼食を13時にすると、断食時間14時間。これでも、胃腸の中はスッキリしそう!

現在、実践し始めて7日くらい経つのですが、室長、ヨメともに「良い気がする」という感想。
(ただ、自習室で、ヨメのお腹はグーグーなっていますけど。)

ヨメは10年以上、不定期に夕方~夜にめまいがあったのですが、それもここのところない。

そして、嬉しいのは朝ご飯を食べないと、時間に余裕が出来ます。トーストとコーヒーという簡単なものですら、やっぱり準備して食事して片付けてと、30分はかかります。

塾のブログに、私たちの健康状態なんて書くのは、少々迷ったのですが、常識と思っていたことは、意外と違うこともあるという事を書きたかったのです(笑)。

ちなみに!成長途中である学生の人はやってはダメです。私は専門家ではありませんが、実際に朝ご飯を食べる子は食べない子より、授業に集中しているということを聞きます。なので、これは、あくまで大人に向けての本でしょう。

常識と思っていて、違った!ことは他にもあります。

「経営者になったら、塾のことを四六時中考えているべきだ」と私はずっと思っていました。しかし、最近読んだ出口治明著(ライフネット生命創業者であり、立命館アジア太平洋大学の学長)『「教える」ということ』に、「脳科学的に考えたら24時間仕事の事を考えていたら、息詰まるに決まっているのです」とあったのです。目からうろこでした。

睡眠時間もそうです。以前は割と「ショートスリーパーになるために」的な睡眠時間を短くして、使える時間を増やそう!という傾向がありましたが、今は「7~8時間の睡眠時間が大切」という話をよく耳にします。

これまで「常識」と思っていたことをちょっと疑い「本当に?」の視点を持つことは大人になればなるほど大切なのかもしれません。長く生きていると「常識」というものが、ドンドン身の回りを固めていきます。鵜吞みにするのではなく、頭を使って考えてみることが大切なんですね。

自習室の席の配置も、これまでは全員前を向いた並びにしていました。学校もそうですが、「全員同じ方向を向いて座る」それが当たり前と体に染み込んでいたのでしょう。
今は、外向きだったり、壁向きだったり。
本棚も「壁に寄せて置く物」と思っていましたが、みんなに見えるように自習室の真ん中に置いてみました。
「地べたに座った方が落ち着く生徒もいるかもしれない」と、ちゃぶ台と座布団(私が使わなかったヨガマット)も設置してみました。先日、使用していた中2女子が、「ここ、落ち着きます!」と。自習時間が落ち着いたもので良いのかは疑問ですが、時には良いでしょう(笑)。

講師のハラちゃんからは「カフェみたいですね」と言われました。生徒も私も、今の配置がとても気に入っています。

こんな配置にしてみました。

ちょっと話が脱線しましたが、今回は「常識を疑え!」ということをお伝えしました。
塾をやっていて、こんなことを言うのも何ですが、「中学生になったら塾に通う」というのだって、別に当たり前ではないですよ。学校と家でしっかり勉強出来る人は、それでいいのです。

逆に小学生でも学校より遅れが出たり、家での学習習慣、学習環境がない人は塾を利用すべきです。

人間は弱いところがあるので、自己管理はなかなか難しいところもありますから。
ある程度の強制力、周りからの刺激などが必要な人は、是非ご利用ください(笑)!お待ちしています。