成績アップや合格実績を誇示することについて

見知らぬ老紳士が、当塾の入り口に立たれているのが分かったので、こちらから声をかけさせていただきました。

「中1は何人くらいいるの?」

「鎌倉に受かった子がいるみたいだけど、江南はどうなの?」

なかなかストレートな質問をされる方です(笑)

隠す必要もないので正直に答えさせていただきましたが。

お孫さんの塾を探されているのかもしれません。

ここでガッツいて逆質問はしないことにしております。

来られる方は来られますし、来られない方は来られません。

パンフレットを手に帰られました。

直営社員として個別指導塾で働いていたころは許されない対応です(笑)

個別学習のセルモ大磯国府教室は入口のガラスに成績や合格実績を掲示しています。

先程の方もこれらをじっくり見られていました。

以前の私はこういった掲示を極力しない派でした。

直営社員でやっていた時もこのスタンスを通していました。

それで上司に指摘されることも多々ありましたが、いつもスルーしていました。

理由はシンプルで「何だかゴチャゴチャして汚らしいから」です。

ではなぜ今はしているのか?と言えばこれも理由はシンプルです。

ヨメが「貼った方が良いでしょう!」と言ったからです。

何を格好つけてんのよ!黙っていたら伝わらないでしょう!

確かにその通りでした。

今は極力、ゴチャゴチャしないようにききれいに掲示しているつもりです。

こんな調子で今まで4年間が過ぎていきました。

自分のポリシーもよく考えてみれば変えた方が良いものもあります。

手垢にまみれた固定観念を先入観無しの視点からぶっ壊してもらいながらこの教室は前進してきました。

必要なものは残し、不必要なものは捨て去る。

ただ、進学実績や成績アップをガンガンにアピールすることは第一には考えていません。

あくまでも分かりやすいサンプルとして、コミュニケーションしやすいツールとして提示しているにすぎません。

10点だった子が30点を目指すこともありますし、50点だった子が70点を目指すこともあるのです。

肝心なのはその子が本気で越えたい目標に挑むことです。

そのお手伝いが出来ればと考えております。

そろそろ定員に達しそうな学年もありますのでお考えの方はお早めにお越しください!

※中3生は締め切りました。中2生もあと2名で締め切ります。中1生はもう少し余裕があります。