今、日本中で中2が連立方程式を解いている時期だと思います。
ここでかなり苦戦している人とそうでもない人の2種類の人たちが現出するのでした。
毎回そうです。
これって何なんでしょうか?
結論から言ってしまうと小学校からの積み重ねです。
例えば、以下の連立方程式の問題を見てください。
4x-y=13
2x-3₍1-y₎=0
この問題を一個解く過程で単純な計算あるいは何らかの作業をいくつしているでしょうか?
まず下の二元一次方程式のカッコを外す時に分配法則で掛け算を2回します。
その後左辺にある-3を右辺に移項します。
次にXの係数を4にするためにさらに下の式を2倍します。
ここでやっと上の式から下の式を引きます。
yの解を出すために7÷(-7)をします。
ここでy=-1となり、xを求めるためにあと数回単純な計算を行います。
ざっと数えて9回ほど単純な計算や何らかの作業を行っています。
この中の一個でもミスればアウトです。
中2のタイミングで基本が全くできていない子は冗談抜きで一問も解けません。
そんな状態になる前に来て欲しいところです。
小学校が実は本当に大切であることを再び声を大にして言わせていただきます!
本当に大切です!