合格しているのに勉強を続けている生徒のこと

こんにちは!ヨメです。私立1本(単願)の生徒は公立高校を受験する生徒よりも早く結果が出ています。

毎年、単願の生徒はいるんですけど、合格が決まってしまうと、こちらがいくら「高校に入ってから困らないように勉強を続けようね」と話しても、まぁ、なかなか伝わらない。

単願の生徒は、併願の生徒より低い内申点で合格を手に出来ます。「我が校に絶対来てくれるなら、ちょっとオマケ!」って感じなんですかね。

でも、併願している生徒は当然ながら「滑り止め」のために受験するので、本命よりもランクを下げたところを受験します。

もともと、必要な内申点も差があるのに、1月下旬そこそこで勉強を止めた生徒、やや学力高めでさらに2月半ばまで猛烈に勉強をしている生徒。

そうなると、必然的に高校の新学期に明らかな学力差が生まれているわけです。

高校卒業後大学進学を予定しており、大学の推薦を狙うとなると、1年生からの成績が関係してきます。

なので、すでに私立に決まっている生徒にはそこら辺の話も室長がしていました。

すると、その生徒は、今でも毎日授業の後に自習をして、テスト会にも参加しているんですよ。これって、すごく自分に厳しくしないと出来ないことです。

ある時、私はその生徒に「高校が決まっている(合格している)のに、自習して偉いね。どうしてそんなに勉強しようと思うの?」と聞くと

「室長から、高校に入ってから差がついてしまわないようにと言われたので。やった方が良いなと思って」と。

泣ける。冗談抜きで、泣けます。

「お母さんに、周りのみんなはまだ頑張っているんだから、勉強してこいって言われたから」「家に帰っても、特にやることないので」このあたりの答えが返ってくるかと思いきや!!

ヨメも室長も高校時代は勉強の優先順位が低すぎたので、受験に失敗して、浪人して、親に負担をかけてしまった人間。当時の私たちに、今の頑張っている彼を会わせてやりたい。

そしてガツンと、説教してもらいたい。。。