「記憶はスキル」と言う本を読みました。

愛知県のさくら個別指導学院の國立先生がブログで紹介されていたので数日前から読んでいた「記憶はスキル」を先ほど読み終えました。

元Googleエンジニアで現モノグサ株式会社代表取締役CTOの畔柳圭佑さんが書かれた本です。

この本に興味を持った第一の理由は単語を覚えることに苦労していそうな生徒が多いからでした。

休み中にこの本から何かしらのヒントを得たいと思いながら読み進めるうちにいくつかの大事な気づきがありました。

気づき① 遠い目標を設定するよりも短期的に達成できる目標を細かく設定した方が結果が良いという事。

これは衝撃的です。下手をすると全く逆のことを子どもたちに言っていた過去があるからです。

10年前くらいにコーチング研修を受けた時には逆のことを言われた記憶がありますが、最新の実験などからは全然違う結果が出ていたりするのです。

自分自身を常にアップデートしていないとダメだと痛感します。

気づき② ちゃんと覚えているかどうかのチェックをテストして数値で確認することの重要性。

これは先日書いたことがそれほど間違っていないかもしれないという勇気を与えてくれるものでした。

気づき③ 本人の手ごたえは大してあてにならない。

テストが終わった後に「出来た!」と思っても、結果がそれ程でもない子って割といますが科学的にこのことについて言及していました。

今後はテスト後の手ごたえについてはあまり聞かない方がいいかもしれないと再認識した次第です。

モノグサを導入するべきかどうかを考えるきっかけになりました。