ポンヌフの恋人

先日、我が自習室を使って映画を観る会をやってみました。

基本的なコンセプトは私が持っているDVDの中からセレクトしたものを一緒に観ませんか?と言う至ってシンプルなもの。

捨てろ捨てろと言われながら何とか捨てずに残してきた私のDVD達よ…

例のプロジェクターの使い道の一つの試みとして取り敢えずやってみました。

メンバーは私ともう一人整体師のヤマモトさんだけです。

記念すべき一回目で何を観るのか?

これはなかなかに悩む問題でした。

2年半くらいヤマモトさんのところで施術されている最中によく映画の話をしてきました。

お互いに好きな映画は似ている気がしていましたので今回の会はかなり個人的な趣味の延長的な意味合いが強いです。

というか完全に趣味ですね。

そんな訳で二日くらい頭の中であーでもないこーでもないした結果、最終的にポンヌフの恋人に決定しました。

この映画は自分が大学生だった時にレンタルビデオで初めて観た記憶があります。

大学近くの目白のビデオ屋だったと思います。

レオス・カラックスのアレックス三部作の最後の作品。

カラックスは23歳で一作目のボーイ・ミーツ・ガールを撮り、26歳で二作目の汚れた血、でこのポンヌフの恋人を撮ったのが31歳ということです。

かなり早熟な人なのでした。

その後はなかなかなのびりペースで作品を発表しております。

1999年にポーラX、2008年にTOKYO!というオムニバス合作の一つを、で2012年にホーリー・モーターズと来て2021年のアネット、2024年のイッツ・ノット・ミー

23歳から現在65歳にしては寡作と言っていいでしょう。

それでも生きていけてしまうフランスという国の懐の広さを感じます。

芸術家に対するサポートが日本とは根本的に違うのでしょう。

30年前にこの作品を初めて観た時の記憶はもちろん定かではありません。

ただ、これは好きだなーと思ったのは間違いないです。

久しぶりに見直してみたいと思っていたタイミングでもあったので最終的に選んだ訳ですが、やはり素晴らしい作品でした。

観終わった後のヤマモトさんの一言は「かっこいい映画だね」です。

なるほど、かっこいいのか。

自分としてはそれほどかっこいいという風に観ていなかったので新鮮な感想の一言でした。

同じものを他人がどう観るのか。

なかなか興味深いと改めて思った次第です。

この活動は月一くらいのペースで続けようかしらと思いました。

一緒に観たいなぁという方はご連絡くださいませ。

一緒に観ましょう!