今年も高校受験がやってきます。
もちろん私立の小学校、私立の中学校、大学の受験もあります。
ただ、今まで私が関わってきたのは圧倒的に高校受験です。
なので高校受験の話をします。
小学校⇒中学校と公立校で過ごしてきた子供たちが生まれて初めて経験する受験が高校受験です。
義務教育の間は仮に一日も登校しなかったとしても自動的に進級や進学ができました。
ところが高校は義務教育ではないので勝手が違います。
当たり前ですが、放っておくとどこの高校にも入れません。
なのでほとんどの公立の中学生は受験という第一関門を潜り抜ける必要があります。(私立の中学校に通っている生徒の中にも高校から学校を替えたくて受験を選択するケースがあります)
無事にこの関門を通過するためには未だかつてないくらい勉強するのです。
この未だかつてないくらい勉強するという経験が実はものすごく後の人生において大事なんじゃないかと私は思っています。
本気の受験を経験した生徒たちは本当に成長するものです。
だとするとこの時期に大して勉強をせずに行けるところに行ければという受験をすることは損失かもしれません。
やればできるんだという経験をする最大のチャンスを逃さない方がいいと考えます。
どの学校を目指すかは人それぞれでいいのです。
一番大切なことは「あの時、手を抜かずに全力で勉強したんだ」という経験なんだと思います。
人生では幾多の困難にぶち当たるものです。
その時に踏ん張れるかどうかはそれまでの経験が生きるものです。
今は苦しい時かもしれません。
受かる受からないも大事ですが、全力で残りの2か月弱を走り切って欲しいと心から思っています。
今日も笑顔で子供たちと向き合います!