今年で塾の室長を始めて20年目になります。
これほど長くこの仕事をすることになるとは始めた当初には全く思っていませんでした。
どちらかと言えば軽い気持ちで始めたのです。
なぜこんなに長くこの仕事を続けているか?に関しては話せば長くなりますので今日は割愛します。
で、タイトルの疑問に対する私の考えを述べます。
塾に通うことは必要なのか?
この類の疑問は実際にたまに投げかけられてきました。
今後もされるような気がしますのでこのタイミングで改めて自分の見解を書いておきたいと思います。
まず結論から申せば、「必要な人とそれほど必要のない人がいます」と言う感じでしょうか。
もう少し詳しく説明します。
例えばヨガ教室を思い浮かべて下さい。
ヨガのイメージって健康に良さそうですよね?
やった方が良いと思う人は圧倒的に多いと思います。
では自分で本を読んで出来るでしょうか?
恐らく出来る人もいればそうでない人もいるでしょう。
人によっては動画を観ながら出来る人もいるかもしれません。
そうでない人もいるでしょう。
ヨガをやった方が身体にも心にも良さそうだと誰もが考えているのです。
でもなかなか一人では思うように出来ない人がいる…
これは子供たちの勉強に対する状況によく似ているのです。
恐らく塾に全員が通う必要はありません。
と同時に確実に通う必要がある人もいるのです。
必要かそうでないかの見極めは難しいとは思います。
お子様が自分で塾に行きたいと言っているかどうかが一つの指標になるかもしれません。
無理矢理行かせてもなかなか良い結果は生まれ辛いものです。
ヨガはやった方が良いとは思うけれど、ヨガ教室に無理矢理行かなければならない状況に自分がなったとしたらなかなかしんどいと思います。
そこに通う本人のモチベーションが最も重要な要素なのです。