宿題って何のためにあるのだろうか?と言う当たり前過ぎることを改めて書きます。
まず、そもそも宿題が無かったらどうなるかを考えると答えが見え易いかもしれません。
私たちの場合、授業の時間は90分間です。
この間は目一杯問題演習してもらう感じになります。
90分間頑張ったことを次の授業まで何もせずにいるとどうなるでしょうか?
例えば週に一回の授業であれば、次の授業は当然七日後です。
この場合高確率で前回やった内容が曖昧になります。
人によってはほとんど忘れているのです。
一週間前の夕食のメニューのように。
人は忘れるようにできているそうです。
セルモでは毎回、90分間演習した範囲を宿題に出します。
目的は前回の内容を忘れないようにするためです。
宿題って何のためにあるのか?の答えはズバリこれなのでした。
したがって宿題の確認テストは何よりも重要だと思っています。
授業の冒頭で行うテストは毎回真剣勝負です。
ここをボンヤリさせているとなかなか成績が上がらなくなってきます。
恐らく私が一番力を入れるところは実はここです。
宿題のチェックに最も神経を集中しているのでした。
テストの時間がかかり過ぎていないか?
最低でも80点以上は取れているか?
この辺を注意しながら見ています。
もちろん様々なケースがあるので一概には言えません。
例えば連立方程式の利用が宿題の場合はなかなか時間がかかるものです。
ケースバイケースで判断した上でなるべく正当な判断を心がけつつみんなの宿題の状況を見ているのでした。
と言うことで今日も真剣に確認テストの結果を見ていきます。