ほぼ一年前の今頃、その問い合わせをいただきました。
当時、小5のその子は初めて会った面談でほとんど声を発しませんでした。
随分おとなしい子だなぁと思ったことを記憶しています。
聞けば算数の計算がかなり苦手との事。
実際に授業をスタートしてそれはすぐに分かりました。
学校では割合が終わった頃だったので本当はそこを復習させることももちろん大事でしたが、それよりももっとさかのぼった内容をする必要があると私は判断しました。
小6になる前にはとにかく普段の授業を計算の復習にあてて、学校の内容は触れず、計算力を上げようと考えたのです。
春期講習も使いながら何とか学校の内容に追いつき出したのが新学期からでした。
ここから徐々に学校のテスト結果に変化が表れ始めます。
一学期の途中で今までにとったことない点数がとれました。
それまでは50点くらいだったようでしたが、80点がとれたのです。
この辺りから私に挨拶をしてくれるようになりました。
かなり嬉しかったです(笑)
学校の成績から少しずつ△が減っていきました。
二学期の成績からは△が無くなりました。
気が付けば塾でのキャラが大分変っています。
学校の面談でもかなり褒められたとのご報告を受けました。
一年前とはかなり変わったこの子を見るたびにもっとこういったケースを増やさねばと思う次第です。
変えて見せます。