ずっとこの仕事をしていると行き詰まりそうな時が来ます。
どんな仕事でもそうかもしれません。
何のためにやってたんだっけ?この仕事を?
そんな時の道標になるのが「理念」なのでしょう。
塾であれば教育理念ということになります。
私は「子供たちが自信を掴むきっかけに」を合言葉にこの仕事をしてきました。
様々な出来事が教室では起こりますが、ふと立ち止まって「それは子供たちの自信に繋がるのか?」と考えれば物事は落ち着きます。
小学生の時、私はクラスの中で最後まで鉄棒の逆上がりが出来ませんでした。
悔しかったので近所の公園の鉄棒で密かに朝練習をしていたことを覚えています。
努力の末、初めて出来た時の喜びは格別でした。
ドッヂボールで初めてボールをキャッチできた時も嬉しかったです。
小学校の時のサッカーチームでAチームのセンターフォワードに抜擢された時の嬉しさも忘れられません。
そんな些細な「自分もできるんだ!」という体験が私の自信に結びついてきました。
人それぞれ様々な成功体験を経て大人になっていきます。
成功体験は勉強だけに限りません。
魚釣りでも、運動会でも、遊びの中でもチャンスは転がっているものです。
そんな中でも私たちはお子様の勉強から得られる成功体験のコーチになれればと考えています。
簡単に得られないものであればあるほど得た時の喜びは大きいです。
一生の財産になる可能性があるものを一緒につかめれば最高だと思っています。