ご飯作りから学んだ「他人の役目を担ってみる」ということ

こんにちは!ヨメです。先日、2泊3日で、高校3年の甥っ子が我が家に泊まりに来ました。

もう、「ほぼ大人」なので、お世話がとても大変!ってことは無かったのですが、ご飯作りは悩みました。

我が家は子供がおらず、毎晩ちょびっとだけ晩酌するため、夕ご飯がお酒ありきのメニューになっています。

例えば、何か炒め物をしたら、あとはお豆腐、サラダあたりを加えるだけ。
パスタなどガッツリ炭水化物があるなら、やはりサラダ加えるだけ。
草食動物くらい、サラダが多いです(笑)。

これはさすがに高校男子には低カロリーすぎるだろうと、鮭のちゃんちゃん焼きを作りました。
野菜も魚もフライパンで焼いて、フライパンのまま食卓へ!

甥っ子は、あっという間に白米1膳を食べ終え、おかわりをしていました。

これ、子供がいるご家庭では当たり前なんでしょうけど、40半ばの夫婦のみ家庭だと、なんか新鮮でした。最近ごはん2膳って食べてないわ~。としみじみしました。ヨメは大学時代まではたまに4膳ご飯を食べていたけれど、もうすっかりそんな面影はなく、食が細くなりました(寂しい!)

おかずにしても、いつもの私たちの分量より全て多め。ナポリタンにしても、もう、どれだけパスタ茹でればいいのか、何個ピーマンを刻めば良いのか見当がつきませんでした。そして、何より、甥っ子の好き嫌いを知らないので、もう、足りなかったり、食べられないなら、白米と海苔で勘弁してもらおうと。。。

私は日常であまり外食する欲がなく、「家で何か作って、お酒を飲むのが最高!なぜ、あんなに飲食店は混雑しているのだろう?」と度々思っていましたが、今回、なんとなく分かった気がします。

料理がとても好きで、ある程度の時間とコストをかけられるなら、料理はそこまで苦痛な作業ではないのでしょうけど、限られた予算&時間での、ご飯作りは「作業」感たっぷり。
お母さんたちは休みの日くらいは、このご飯作りから解放されたいですよ。

息子が食べ盛りの運動部員2名とかだったりしたら、もう何合米を炊く事やらですね。
うちは、2日連続でお米を炊いたのは久しぶりでした(笑)。

たったの2泊3日でしたが、1000分の1くらい、お母さんたちの苦労を実体験したことは貴重でした。お弁当も作ってないし、反抗期のケンカもないし、ほんと、ちょびっとですけど。

妹が、頻繁に買い物に行くことも、日々、献立に頭を悩ませていることも、実感しました。

やはり、その立場になってみないと、分からないことは沢山ありますね!これまで飲食店をやっていたので沢山作ることには慣れていたはずなのに。それとは、なんだか違っていました。

日々当たり前と思っていることを、他の役目を担ってみる体験をすると、相手のことをもっと理解できるなぁと感じました!