中学校の部活動について思うこと

こんにちは、ヨメです!先日、現小6生の子から「中学校に入ったら、部活ってやらないといけないんですか?」と質問を受けました。「部活に入りたくないの?」と尋ねると、陸上部に入りたいけれど、中学には陸上部がないとのこと。「だったら、入らなければ良いんじゃない?入っても入らなくても自由だよ」と答えたました。

「中学に入ったら部活動はやるもの」と思っている生徒、保護者の方が多くいるようなので、今回は小学校から中学校に上がる人、その保護者様に読んでもらえたらという内容で書くことにします。

先にも述べたように、部活動に参加するかどうかは自由です。「部活に入っている方が内申に有利」という話が、私が中学生の頃(大昔)にはあったようですが、今はそんなことはありません。内申はあくまでも、提出物、学校でのテストで決まります。部活動で大きな大会で優勝したりすると、高校にスポーツ推薦で決まることもあります。ただ、そんなに多くはないケースです。さらにスポーツ推薦で入ると、高校では当然、そのスポーツを続けなければいけません。

部活動の良さは、仲間たちと練習したり、体を鍛えたり、授業では出来ない経験が出来るということでしょう。厳しい練習をやり遂げ、気持ちの面で成長することもあると思います。

一方、やはり生活が忙しくなります。特に運動系の部活の生徒たちは、土日も練習試合があったり、部活によっては定期テスト前でも大会が入っていたり、なかなかハードだと思います。

定期テスト(通常は1学期中間、期末、2学期中間、期末、学年末の年間5回)の1週間前から部活動はお休みになります。要は「勉強しましょう」ということと、先生方もテストの準備があるのでしょう。

中間テストは英数国理社の5科目、期末・学年末はそれに副教科(技家、保体、音楽、美術)が加わり9教科となります。

定期テストの準備に1週間では足りません。テスト範囲が発表される2週間前、もしくはそれよりも前から勉強をしないと、満足な学習量はこなせないと思います。特に9教科を仕上げるのに1週間じゃ、不可能です。

部活動があっても勉強と両立している生徒はいます。そういう生徒は普段から、着実にワークを進めていたり、セルモの宿題も取り組み方が真剣&ていねいです。「やらされている感、やっつけ仕事感」がないのです。自分でどう取り組むと効果があるのかを考え、宿題をやってきますよね。

普段から勉強をしている生徒でもテスト前は1日何時間も勉強をしています。きちんと準備をすすめていても、やはり1週間前は暗記すべきものも仕上げないといけないし、全体を総復習しなければ、満足のいく点数は取れないと思います。

部活動の話に戻します。まあ、なんでもそうなんですけれど、「部活があるから、土曜日に勉強出来ませんでした」「宿題終わりませんでした」「塾を休みます」これら、部活を理由とした、「言い訳」が通ると思っている生徒がいるのも事実。

言い訳しているつもりは、生徒本人はないのかもしれないのですが、「部活なんだから、しょうがないじゃん!」とどっちも中途半端になるなら、ヨメは部活をやめることを勧めています。そして、毎日自習に来る「学習部」へ勧誘します。うちの自習室は学校帰りに寄れるし、お腹すいたら飲食してもいいし、席取り合戦しなくても良いし、最高です。

勉強って、個人プレーだから、「団体行動がちょっと苦手」という子には、うってつけです。ヨメはまさにこのタイプだったので、心から「勉強すること」をオススメします。

新中1生のみなさん、「学習部」いかがですか(笑)?