地域性について

私は今まで横浜の東戸塚(7年)、川崎の南加瀬(3年半)、横浜の東神奈川(4年)、そして現在の大磯(4年半)で塾を運営してきました。

振り返ってみればこれら4か所でそれなりの時間を塾に費やしてきたことになります。

すべて合わせると今年は記念すべき(?)20年目となるのです。

今回はそれぞれの地域性などから、徒然なるままに書いてみます。

地域性はその場所その場所でかなりくっきりと存在していると思います。

東戸塚はとにかく中学受験熱や教育熱が高い地域です。

東戸塚駅の周りには個別指導塾(14)と集団指導塾(10)がひしめき合っています。

さっき調べましたが10年前とさほど変わっていませんでした。

塾と名の付くものが20以上あるってとんでもないよなぁと他人事のように思ってしまいます。

あそこで一番長い間過ごした経験は今に活かされていると思うのですが、具体的に何だろうと考えてみるとなかなか思い付かないものです。

強いて挙げるとすれば、「生き残るためにどうすれば良いか?を考え続けたこと」かもしれません。

とにかく体験授業を複数受けられる方はザラだったので日々どうすれば他の塾に負けないかを考え続けた事は今に活かされていると思います。

なかなか得難い経験をさせてもらいました。

南加瀬は東戸塚の真逆の場所でした。

周辺の塾は個別指導塾は2つだけ、集団塾は1つしかありませんでした。

にも関わらず大苦戦しているには何かしらの原因があったのですが、何はともあれそんな教室を任された訳です。

最初に行って周辺を歩いてみてまず驚いたことは午前中にその辺を女子中学生が自転車を二人乗りしていたことです。

しかもくわえタバコで。

本当に信じられませんでした。

この地域で3年半過ごした経験もまた得難いものです。

私にとっては大きな財産となっています。

この地域でよく耳にした親御さんからの言葉は「高校は工業高校に行った方が良いと思います」というものでした。

リアクションに毎回困っていましたが、最後までうまく返すことが出来たとも言えません。

今言われても自信はありませんが。

何はともあれ、川崎市民の誇りのようなものは感じ続ける時間ではありました。

とにかく横浜に対するプライドのようなものがビンビン伝わってくるので。

特に横浜Fマリノスと川崎フロンターレのダービーは燃えたものです。

おっと話が完全にそれました!

横浜の東神奈川での経験も大変貴重なものです。

横浜駅の隣駅と言うこともあり塾はそれなりにありましたが、東戸塚の比ではありません。

ここでは一から教室の立ち上げをしたことが大変今の教室運営に活かされたことは言うまでもありません。

と言うことで、様々な地域性はあるものの不思議なことに子供たちはそれほど違わないような気がしています。

それ程不思議なことでもないのかもしれませんが。

あ、それからランドマークタワーは何となく色んなところから見えていたような気がします。

懐かしいですねー