気が付けばFIFAワールドカップカタール大会が開幕しちゃいました。
11月にワールドカップだなんて全然ピンときません。
それもそのはず、今回の大会が史上初の冬季開催なのです。
個人的にワールドカップを意識した最初の大会がメキシコ大会でした。
この時も当然季節は夏。
とにかくマラドーナのボールタッチに目が釘付けだったことを強烈に覚えています。
試合前に何げなくボールをリフティングするその技術の高さに度肝を抜かれました。
どうすればあんなに柔らかいボールタッチが出来るんだろうか?
サッカー少年たちが全員影響を受けたはずです。
この時のメインスタジアムがアステカスタジアムでした。
センターサークル付近に描き出されたオブジェの影が印象に残っています。
その次のイタリア大会、アメリカ大会とマラドーナは出場するのですがアメリカで衝撃的な事件が起きました。
マラドーナの薬物使用による大会からの追放です。
あれは本当に衝撃的でした。
当時の自分は浪人生だったはずですがバッチリ見ていた記憶があります。
続くフランス大会でついに日本が出場することになるのですが、ジョホールバルの試合を見た記憶は未だに鮮明です。
友達の柿沢君の部屋で観ていましたが、岡野のシュートがネットを揺らした瞬間は築うん十年のアパートは文字通り揺れました。
最高でした。
その次の日韓共催、ドイツ、南アフリカ、ブラジル、ロシアと日本代表は連続出場を継続してきたのです。
これは本当に素晴らしいことだし、昔の事を思うと胸が熱くなります。
それくらい私たちの世代より前の人たちにとってワールドカップは夢の舞台だったのです。
そして今回、我らが日本代表は史上初の日本人監督が4年間かけて本大会進出を決め、その監督の下で大会に臨もうとしています。
雑音は相変わらず鳴り止みません(笑)
運命のドイツ戦をどのような形で終えるのか?
この結果によって全てが変わるでしょう。
負ければそれ見たことかの大合唱。
勝ったら一気に盛り上がってきます。
後者になることを切に祈ります。
運命は神のみぞ知るです。