パーキングブレーキから自習について思ったこと

10年間乗っていたクルマをこの夏買い替えました。

10年間という月日は改めて考えると長いのですが、考えようによっては一瞬です。

というセンチメンタルな思いは脇に置いておいて、最近思ったことが一つあります。

それはパーキングブレーキについてです。

クルマによっては手で引っ張ったり、レバーを捻ったり、足で踏んだりなど様々ですが私が10年乗っていた相棒のそれは足で踏む式でした。

10年間、発車する時と駐車する時に毎回踏み込んできたわけです。

数えたら気が遠くなる回数だと思います。

1日に4回は踏み込んでいるはずなので1万回は軽く超えているはずです。

で、今回の新しい相棒は自動式のブレーキなのでした(!)

初め、お店の人に言われた時は「あ、そうですか」とは言ったもののよく理解できていませんでした(笑)

エンジンを入れて、ギアをドライブに入れた瞬間に自動でパーキングブレーキが入ったり外れたりするのです。

これには驚きました。

何しろ毎回、踏んでいましたから。

そんなこんなで3ヶ月ほど経っているのですが、未だに発車する時に自分の足は踏み込もうとしているのです。あるはずのないペダルを。

もう無いパーキングブレーキのペダルを無意識に探しているのでした。

10年かかって染みついた習慣はなかなか取れないのです。

ここでふと思ったのが、自習に関してでした。

自習ってなかなかコンスタントに続けるのが人によっては難しいもののようです。

習慣化することの難しさですね。

ここで今回のパーキングブレーキにヒントがありました。

パーキングブレーキは足で踏み込むのです。
それ以外の選択の余地は1ミリもありません。

これと同じような状況を自習に関しても作ればいいのです。

家で勉強できる人はそれを継続してください。

ただ、少しでも自信がない人は自習室を使うのです。

勉強は自習室でしか、出来ないのです。
17:00から21:00は必ずいるのです。

というようなルールを自分で作ってしまうことです。

一度決めたら意地でもそれを守り続けましょう!

それが出来れば苦労しないよーと言ってるようでは何も成し遂げられないだけです。

ちょっと厳しいようですが、そうとしか言いようがありません。

頑張りましょう!