不登校に思うこと

6年前に大磯で個別学習のセルモ大磯国府教室を開校するにあたり、まずは近隣の国府小学校と国府中学校にはご挨拶しに行きました。

その時は幸運にも両校の校長先生とお会いすることが出来、少しだけお話できたことを鮮明に覚えています。

その中で中学校の校長先生が言われた一言が忘れられません。

「不登校はだいたい2割くらいいます」

え?そんなに多いのかとその時思ったものの、あまりその話を膨らますのも微妙な気がして、何となく話は終わったものと記憶しています。

その後分かってきたことは、校長先生は恐らく保健室に行ってしまう生徒も不登校にカウントしていたようだということです。

何れにしても少なくない割合で不登校もしくはコンスタントに通えない生徒さんが存在するという事実が個人的には大きな驚きでした。

ただ、それは大磯だけの話しではなく、日本規模の話しとなっていることは間違いないよです。

現状、一つの大きな選択肢として「不登校」は無視できない存在になりつつあります。

そもそも学校って何だっけ?とみんなで考えなければいけない時が来ているのかもしれません。

昭和の発想で子供に何かを押し付けているかもしれないと大人たちも考えたり、逆に子供たちも当たり前すぎる有難さを認識する必要があるのでは?と思ったりします。

そのようなことが出来るのであれば事態は案外好転するかもしれません。

などと大それたことを一介の塾の室長風情が考えたりすることは意味が無いかもしれませんが、どうしても考えちゃうものです。