あたたかさは、めぐる

こんにちは!ヨメです。
8月に夏休みの国語課題だった書道を塾で行いました。

8月に行った書道の風景

この課題は提出必須ではないけれど、提出したら国語で加点されるという話を子ども達に聞いていました。「加点されるなら、やるでしょ?」とヨメは思っていたのですが、子ども達に聞き込み調査を行うと、「絶対提出」という強制力がないせいか「多分やります」とか、「家でやると、汚しちゃうから」とか「参加費が100円かかるんです」とか。(おい!100円ってお菓子1個我慢しなさい!)

ちょっとちょっと、国語の点数がめっちゃ良くて、成績も5がついて、「オレもうこれ以上、点数も成績も要らないぜ」なら、分からなくはないけど、欲がなさすぎ!

こりゃ、やらない確率高い。。。とふみました。
「塾でやれるなら、参加する?」と聞くと「します!」という返事が多かったので、それならば!と開催しました。床を墨汁で汚したら、宿題増やすからね!という条件付きです(笑)。(床がカーペットなので)

書いた作品は学校がコンクールに提出。そのコンクールの賞状がつい先日、学校で渡されたようでした。

その日に、あるお母様からはLINEでお礼のお言葉と賞状の写真が送られてきて、他のお母様からはお礼のお電話をいただきました。嬉しい限りです。

それを、授業にきた中学2年の男子生徒に「キミのお母さんから、書道のお礼の電話をわざわざもらったよ。良いお母さんだね」と言うと

「ハイッ!」

中2と言えば、「中2病」って名前がつく程の反抗期絶頂ですよ。親が何か言えば「うるさい!」とか、口に出さないまでも、態度が表していたりとか。女の子だとヒステリックに泣いてしまったりとか。なかなか苦労の多い時期です。

そんな時期なのに、素直に「ハイッ!」って。それも、嬉しそうな、誇らしそうな表情で。
ちょっと驚きましたね。ステキ過ぎます。そして、聞いたこちらがあたたかになりました。

書道でもらった賞状は参加者全員にもらえるようでしたが、でも、それを親が「みんなもらえるんでしょ?」なのか、「嬉しいよ~!頑張ったね!」なのか。
明らかに後者の方が、言った方も、言われた方も嬉しいですよね。

きっと、この中2の生徒のおうちでは後者を口にするようにしている(というか、自然に発している?)のだと思います。

ステキな言葉をかけると、声掛けされた方の反応もステキなんだな。あたたかい言葉や態度は巡るんだな。そんなことを改めて教えてくれた中2男子親子のお話でした!