最近、中2の3学期を中3のゼロ学期と呼ぶようです。
言うまでもなく、中2の3学期はもう受験が始まっているよ!と言う意味なのでしょう。
意識が高い生徒はすんなりそれを受け入れてガンガン突き進むべきです。
ただ、目的地を決めずに突き進めるものでもありません。
目的地とはこの場合、志望校の事です。
中2は今、志望校調査を学校に出すタイミングですが、「未定」で出したよと言ったケースをよく耳にします。
いくつか志望校の候補があるけれど、決めかねているという場合が大半かもしれません。
中にはさっぱり決まっていない人もいるでしょう。
その場合は急いで決めた方が得策です。
間違ってもその時点(12月くらい)で行けそうなところに行くと言った受験は避けるべきだと個人的には強く思っています。
志望校決定の方法は十人十色。
これが正解!と言うものはないかもしれません。
ただ、私が考える正解みたいなものを書きます。
結論を先に言うと、「今自分が全力を出し切ってやっと届きそうな学校」と言うことになります。
シンプルです。
実際に通うとなったら使うはずの交通手段で一度行っていろんなものを感じて欲しいです。
「意外と遠いな」とか「校舎が古いな」とか様々ものが見えてくるでしょう。
その上で決めてみることをおススメします。
説明会や文化祭を待つ必要はないです。
たまに今の実力よりも低い学校に入って、ゆったりと過ごして云々と言う意見を耳にします。
私はこの考えには違和感を覚えます。
例えるならば、運動会の徒競走などで自分よりも遅い人の中で1位になりましょうみたいな話だからです。
それってその子の人格形成上どうなんだろう?と常々疑問に思ってきました。
せっかくの成長できるチャンスを逃して欲しくないです。
じっくりと真剣に考えてみましょう。
今日も笑顔で子供たちと向き合います!