いよいよ次回2023年度の公立高校入試の選考基準および特色検査の概要が発表されました。
そもそも選考基準とは何でしょうか?と言うところ辺りを改めて書いてみます。
まず現状の神奈川県公立高校入試は内申の数値と当日の学力検査の数値と面接の数値の3要素(小田原や平塚江南や鎌倉や茅ヶ崎北稜などの上位校はそれプラス特色検査の数値の4要素)から選考する一発勝負です。
で、この際に一次選考(内申、学力検査、面接、特色検査)と二次選考(学力検査、面接、特色検査)と言う二つの選考方法があります。
一次選考では定員の90%を選び、残り10%を二次選考で選ぶことになるのです。
要するに一次選考では内申が関わりますが、二次選考ではそれが除外されますので内申で不利な生徒は一発逆転のチャンスがあるのです。
この際に関係してくる各学校の選考の比率が今回発表されたのでした。
結論から申し上げますと今回はこの近辺の学校に関しましては昨年度と変更点は無いようです。※変更があった学校は麻生…川崎、津久井浜…横須賀、市立南…横浜、逗葉…逗子、神奈川総合(舞台)…横浜の5校
参考までにいくつかの学校の一次選考の基準を見てみましょう。
鎌倉高校: 内申…3、学力検査…5、面接…2、特色検査…1
西湘高校: 内申…4、学力検査…4、面接…2
二宮高校: 内申…5、学力検査…3、面接…2
いわゆる上位校は学力検査を重視することが読み取れます。
中学校での評価もさることながら学力が実際にあるのかどうかをより重視しているのです。
対して中位校から下位校になるにつれ、学力よりはむしろ中学校での頑張りであったり、真面目さなどを重視するのだと思われます。
この辺りの傾向は神奈川県全体に共通していることです。
この辺を踏まえてそろそろ自分が実際に受験する高校を具体的に決めていけると良いのではと思ったりしています。
取り敢えず、期末テストの勉強を頑張って欲しいところですが…