小さな子が「はい!」と元気よく返事してくれると、かわいいね!とホッコリします。
年齢が上がるにつれて、この「はい!」は段々と変化していきます。
何を言われても軍人のように「はい!」と返事をする生徒がいます。
私は鬼軍曹でもないので若干の違和感を覚えます。
「本当に伝わってるのかなぁ?」
逆に納得していないと「はい」と言わない生徒もいます。
「何でですか?」「どうしてそうなるのですか?」
個人的には後者の方が信用できます。
軍隊式は一見、気持ちがいいのですが、実は中身が空っぽだったりして怖いです。
簡単に言うと「何も考えていないため、後々面倒くさいことになる」というバッドエンドになる可能性が高いのです。
「成績が上がらない」という結末です。
誰もハッピーにならないエンディングは極力避けたいので、元気だけ良い返事は要注意です。
因みに以前通っていたサッカーを熱心にやっていた生徒が言っていました。以下、再現します。
サッカーってピッチが広いじゃないですか?
だから、コーチの指示がよく聞こえない時があるんですよ。
そんな時に、「え?」って聞き返すとめっちゃ怒られるから、適当に「はい!」って言う癖が付いちゃってるんですよ。
サッカーやってる人あるあるです(笑)
これには感心しました。
ここまでしっかりと言語化できる彼の説明能力が素晴らしかったのですが、やはり未だにこう言った上下関係の不毛なやり取りってあるんだなぁと思いました。
出来る限り自分は言いたいことを言えたり、疑問をぶつけやすい雰囲気を作りたいと思う次第です。
今日も笑顔で子供たちと向き合います!