ワークはただの提出物にあらず

ついこの間の日曜日、新中1生を集めて「勉強のやり方を考える会」を開催しました。

新しい中学校生活がスタートして少し落ち着いたこのタイミングに是非とも新中1の子たちに伝えておきたいことがあります。

それは主に学校から配られるワークについてです。

中学生になったら提出物がとても大事である!ということを散々言われます。
人によっては耳にタコが出来ているかもしれません。
「はいはい分かってますよ、ちゃんと提出すればいいんでしょ?」

ここで少しだけ注意が必要なのです。

各科目でワークが配られます。

ワーク=提出物

このように頭の中でなりがちです。
提出物であれば当然、直接記入することに何の疑問もありません。
ここが運命の分かれ道なのでした。

何を大袈裟なことを言っているんだ?と思われる方もいるかもしれません。

一度記入されたワークをもう一度解き直そうとする生徒さんはあまりいません、経験的に。

ワークとは提出物であり、一度書き込んだらそれはもう「終わり」なのです。

ここが大きな勘違いなのでした。

ワークは提出物であると同時にテスト勉強のための強い味方なのです。
これらを何回も解き直すことがテストで得点するために必要不可欠!

では、どうすればいいのか?

方法はいくつかあります。

①事前にコピーを複数とっておく。
②同様のワークを購入する。

①も②も個人ではなかなか難しいものです。

と言うことで、私は皆からワークを借りて全てデジタルで保存してあります。
必要であれば、いつでも好きなだけ解き直したいものを出力します。
やる気がある人はガンガン利用して欲しいものです。

主にそれらのことを新中1生に伝えました。

あとは彼らの行動あるのみです。

因みに似たような説明を学校の先生から聞いた人は取り敢えず一人もおりませんでした。

非常に不思議ではありますが、それが現状のようなのでここにいる生徒さんだけは良い方向に導きたいと強く心に誓った次第です。

今日も笑顔で子供たちと向き合います!